コーヒー愛好者への朗報。新しい研究では、温かい飲料が実際に身体に良いと報告された。
ペンシルバニアのScranton大学の化学の教授は、コーヒーが心をクリアにして、エネルギーを上げるだけでなく、アメリカのどんな食事や飲料よりも、健康的な抗酸化物質を供給すると話す。
もちろん、あまりにたくさんのコーヒーが、人々を神経過敏にして、コレステロール値を上げさえすると、食の専門家は穏やかに強調する。
抗酸化物質は癌と闘うのを助け、他にも健康に利益をもたらすと考えられている。もともと、トマトや他の多くの果物や野菜に豊富に含まれている。
研究チームは、100種類以上の食物に含まれる抗酸化物質を分析し、普通成人は、コーヒーから毎日抗酸化物質を1299mg消費するという結論に至った。
最も近い競争相手は紅茶の294mgだった。
(the new mexico channel - 8月28日)
コーヒーに抗酸化物質が含まれているというのは、
ずっと以前から言われてきたことである。
たしか、クロロゲン酸というのがそれだったと記憶する。
しかし、他の食物に比べて多量に含まれているとは知らなかった。
とはいえ、一方で、カフェインと砂糖との組み合わせが肥満を招く
という研究報告もあるし、他にもいろいろ作用があるので、
いずれにせよ、飲みすぎに注意というところだろう。
また、冒頭に「温かい飲料が」とあるのは、
おそらく、アメリカではまだ、アイスコーヒーがそれほど普及していなくて、
コーヒーは温かいものという認識があるためと思われる。
一度、私が入ったレストランで、アイスコーヒーができるというので、
それを注文したところ、飲んでいる途中でウエイターが、
お代わりにと、アイスティーを注ぎ足していったことがあった。