昨日は、1時間以上炎天下を歩いたせいか、
頭痛がひどく、自分のブログを書く気力がなかった。
というわけで今日は少し長めに・・・?
毎週日曜日には「たかじんのそこまで言って委員会」を観ているのだが、
17日には、非常に身近な話題が取り上げられた。
生命保険、損害保険に関することである。
忘れっぽいので、文章に残しておこうとテキスト起こしに挑戦。
とはいえ、めちゃくちゃ大変だったので、途中で断念。
とりあえず、できたところまでアップしてみる。
あ〜、疲れた。
たかじんのそこまで言って委員会(2005/07/17)
出演者(敬称略)
三宅久之
宮崎哲弥
橋下徹
田嶋陽子
桂ざこば
デーブ・スペクター
ゲスト
帝京大学教授軍事アナリスト:志方俊之
フリーアナウンサー:宮根誠司
司会
やしきたかじん
アナウンサー:辛坊治郎
辛坊「独立されて収支決算はどうですか?」
宮根「またその話からですか?」
宮根「辛坊さん、辞めたら今の十倍になりますよ」
辛坊「ほんま!?」
宮根「ええ」
辛坊「そないに儲かってるの?」
宮根「儲かってないですけど…」
たかじん「儲かってる、儲かってる。俺はもう調べてん、お前のことを」
たかじん「みんな自分の番組を辞めてフリーになっていった。彼(宮根)は自分の番組をやりながら、持ちながら辞めたという、いわゆる最低の保険を残しながらやったというか…」
辛坊「フリーになったら自分を守るのを考えな、誰も守ってくれないですからね、それみて言うと、みんな自分を守ることのためにお金かけてるんですが、ところがこういう話題から」
VTR
男声「それはまさに『難癖』レベルだった」
女声「先日、再び発覚した明治安田生命による保険金不当不払い事件。加入時に何の症状もなかったのに、死因となった病気を、『短期間に発症するものではない。自覚症状があったはずだ』とこじつけ、支払い拒否。
寝たきり同然の病人に、20年満期の年金保険に加入させながら、死亡時には『詐欺目的の加入だった』として支払いを拒否する。
電気室での感電事故では、『室外に、高圧や危険の表示があったのだから、感電した方が悪い』と言って支払わなかった。
こうした不当な支払い拒否は、およそ1千件、数十億円に上るとみられている」
男声「この事件を受け、他の生命保険各社も年間数百件(〜数千件)以上ある、過去の不払い事例を再び洗い直しているというが、どの会社も『うちはちゃんとしている』と胸を張れない生保業界とは、一体どうなっているのか」
女声「総額、1億6千万円の保険金をだましとったとされる、林ますみ被告の事件以降、生保業界が大きく揺れている。2001年に実施された大幅な規制緩和により、外資系や金融会社が大量に参入、保険料の引き下げや入院保障を代表とする商品の採用化など、競争は激化している。ところが儲けを生み出すはずの資産運用は、折から不況・低金利のあおりで逆ザヤとなり、不況に追い込まれるばかりか、○○○○(聞き取れなかった)を解消するための対策に迫られた」
男声「明治安田生命の金子社長は、3年前の経営政策の中で、『死差益』の拡大方針を打ち出した。『死差益』とは、死亡保険金の予測支払い額より、実際の額が少ない時に生じるもの。つまり、保険金の支払いをできるだけ減らし、利益を増やそうというわけだ。それが今回の不法不払い事件につながっているとの見方もある」
女声「そんな中、我々は1冊の冊子を手に入れた。生命保険協会がまとめた、『生命保険商品に関する適正表示ガイドライン』。広告表現などに関する自主規制文書だ。その冒頭には、こんな一文が…」
男声「一般消費者に著しく、優良・有利であると認識を与えることを防ぐために、本ガイドラインを策定する」
女声「そこで、このガイドラインに沿ったCMを、独自に作ってみた」
CM
らいおん「安心と信頼の『そこまで保障して委員会』保険。まず最大の特徴は、80歳までの方なら、どなたでも加入いただけます」
ぱんだ「じゃあ、うちのおばあちゃんでも大丈夫ねえ」
らいおん「ただし、変な入院歴があるとダメなんですよ」(過去の入院の病歴によってはNG)
ぱんだ「ガーン」
らいおん「そして病気での入院保障は一生涯!」
ぱんだ「それは親切ですねえ」
らいおん「ただし、ケガでの入院は40歳までの年齢制限があるんです」
ぱんだ「ぽか〜ん」
らいおん「さらに、入院日額1万円の保証!」
ぱんだ「それはうれしいわ」
らいおん「ただし、4日以上入院しないと、ビタ一文払いませーん」
ぱんだ、らいおんを噛む。
男声「少し大げさに思われるかもしれないが、ガイドラインには『制限条件を明瞭に表示すること』と、しっかり書かれている。果たして、参加している大手生保会社の広告の中で、明瞭と言えるのは、どれだけあるのだろうか」
女声「先日、日本生命の社員が、突然男に果物ナイフで刺される事件が起きた。その犯人は、こう供述している。『保険金が希望額より少なかった。ニッセイの社員なら誰でもよかった』
要は、約款をよく読むことが大事ということになろうかと思う。
広告には、大事なことが小さめの字で書かれていることがよくある。