昨日の「
保険の制限条件に注意」の続きです。
聞き取れなかった部分は「○○」にしています。
あとだんだん疲れてきて、適当に省いた部分もあったりします。
それに聞き間違ってるところもあるかもしれません。
「そこで、みなさんにお伺いします。生命保険や損害保険について『これはおかしい』と思うことはなんですか?」
パネル
三宅「『株主総会』がなくチェック機能が働かない!」
宮崎「”生前給付”ってなんか怪しい・・・」
橋下「しょせん賭博」
田嶋「保険を使うと却って損をすることがある」
デイブ「CMやりすぎ?」
ざこば「保険の配当」
志方「生保は証券会社と一線を画すべき」
宮根「フェラーリは車両保険に入れない」
たかじん「まあ、みなさん起きられてから、仕事を終えられて家帰ってテレビ楽しんで見てるでしょうが、まずは朝から夜まで一番多く見かけるのはたぶん保険のコマーシャルではないでしょうかね。それがチャンネルを問わず、ずっとやっております。それで安物の居酒屋みたいに、50、60喜んで(おじぎをする)」
(笑)
たかじん「そりゃ入ったらお前は喜ぶやろう。おいしい言葉がまたね、連発ですわ。80でも審査はいらん。何もいらん。貯金型的保険というのも出ておりますね」
宮崎「貯蓄型」
たかじん「貯蓄型ね。何もなかってずっと置いたら、100万円その時に20年やったかな渡すとか…だから僕はあの〜世の中で・・・(バキュン)保険ですわ」
(笑)
辛坊(困った様子で)「あの〜、あのぉ、それはどうなんでしょうか。嘘をついてるわけではないし、それでまあちゃんと保険金もおりて喜んでる方もいらっしゃいますし」
たかじん(さえぎるように)「テレビのまま信用したら、みな詐欺に近いようなことを言うとるわ」
橋下「僕は、保険というのは基本的には賭博なんですよ。結局、その偶然の事情、ま、人の死ぬ、生きる、事故があるなしというのは、これは偶然の事情で、要は勝負の世界と同じで、ここでお金を張ってるのと同じなんですよね」
宮崎「あんた顧問先の保険会社ないの?」
橋下「あのぉ〜、ありますね」
(笑)
田嶋「私もやっぱり保険って、完全に○○したら絶対入らない。人の弱みにつけこんで、という思いがすごくあるわけ。ほんとは保険というのは、あれは昔はあの、保険業の人は利益収益のためにやっちゃいけないって。やっぱり相互扶助、みんなでお金出して、また人にあれするっていう、共済扶助、そういう精神で始まったはずじゃないですか。それなのに今はもうめちゃくちゃじゃない。泥沼じゃない。自分ちを守るだけの」
橋下(田嶋の発言をさえぎる)「だから、本当なんですよ。だから、相互扶助が原則なんで儲けちゃいけないんですよ」
田嶋「そうなのよ」
橋下「保険会社の今の給料というか、学生の就職ランキングの中でも、もうトップの保険会社ですし、その、なんせ給料の高さ、これは全部結局は保険料から集めて、払わないことで利益を産むというね、○○で利益を産んでいるわけではないんですよ。」
宮崎「バブル期っていうのは、生保、ザ生保、生保マネー、世界をかけめぐるくらいの、まあいわばその、ものすごいマネーパワーを持っていたわけですよ。その時の夢からね、抜け出してないです。だから利益出しちゃいけないです。だから運用という形で、いろんなところへ投資してって、それが世界をかけめぐったっていうくらいの時代があったわけですよ。だから、給料バカ高かったし、(橋下「そうそう」)相互会社なのに、給料はバカ高いと、利益を会社自体が持っちゃったらいけないんで」
三宅(さえぎるように)「そこがね、問題でね、普通の会社なら株式会社ですから、株主総会というのがあってですね、株主の利益に反するとかっていうようなことで、もっと配当をよこせとか、わあわあやるでしょ。ところがね、ここはね、総代会というのがあってね、結局会社のつもりで、まあそのどっかの会社の社長さんとか何とか、まあ主婦なんてのもいますけどもね、どうやってやるんだかわかんないんだけども、新聞にちょっと出ますよ。総代会の報告がね。それがまあ、要するにお手盛りでやるから、チェック機能がないんですよ。ここがやっぱりね、私は一番問題だと思います」
デイブ「でも、そう簡単にはいわないのはね、やっぱり保険会社もリスクあるんですよ。だって事情が変わって、先がどうなるかわかんない。新しい病気が出たり、いろんな事故があったり、災害があったり、いろんなことがあるから、やっぱり彼らもリスクありますよ」
志方「生保ってのはね、やっぱり人間は人生をかけるんですよ。人生の安全のためにやる。だから、あのぉ発展途上国では生保って成り立たないんですね。国家を国民は信用してないから。だから、そういう国では、他の国の生保に入るんです。自分のところの通貨しか信用しないわけです。だから日本もね、こういうことになったのはね、生保の人たちが自分たちの本分を忘れた。会社の原点を忘れたんでしょうね。ですからやっぱりね、もう一回今回を基準にしてね、この生保全体がね、自分たちが国民一人ひとりの人生を預かってるんだという気持ちに戻ってもらう。そういうことが大切よね」
田嶋「でもねぇ、あの今国もそうじゃないですか。年金のことに信じられなくなってきてるんだけど、私ちょうど戦争中に生まれてるでしょ。そしたらうちの母とか父が貯金した郵便貯金が、全部没収されて、一軒の家建つくらいのがね、パーになったんですよ。その話を聞いてるから、私はやっぱりね、ほんとに国も信じられない。だから今だって、生命保険とかそう、会社もいつも不安。おっしゃる通り、先生の」
志方「生保がだめになったとき、国もだめになるんだ」
宮根「サラリーマンは、サラリーマンって意外とそうなんですけど、新入社員で入ったら、必ず生保レディーの方がいらっしゃるんですよ。そんで、『入りませんか』と言われるんですよ」
たかじん「レディーでもあの・・・もう言わんとこ。まあまあ」
(笑)
宮根「まあね、年齢はいろいろありますけど、で、必ずわけわからんので、先輩に相談するんですよ。まま、とりあえず入っときいな、という話になって、わけわからんまま入ってる保険がけっこうあるんですよね」
たかじん「ある。たしかにね、我々もいけない。ある部分いけない。なぜかといいますと、保険に入る時に、こんな分厚いね、いろいろその規約みたいなのをもらいますわな」
三宅「約款」
たかじん「約款のその小さーい字で」
三宅「あんなん読めないよね」
たかじん「ずっと、初め一生懸命読んでるけど、最後の疲れた頃に、『ただし』と書いて・・」
ざこば「それと漢字が多いんだわ」
辛坊「こう見えても、みなさんいろいろ言うてますけど、たかじんさんの保険の額はすごいんですよ、実は。ねえ」
たかじん「はい?」
(笑)
まだまだ続きます。
さて、どこまで書きましょうか。