いびきをかいているパートナーのせいで夜中ずっと起きたままでしたか?あなたの苦しみに対する答えは、信じようがいまいが、オーストラリアのディジェリドゥーにあるかもしれません。 スイスの研究者たちは、いびきをかいて、中度の閉塞型睡眠時無呼吸症候群のある患者25人を調べた。両方とも一般的な睡眠障害である。 そのグループの半分の人たちには、北オーストラリアが起源の、約1.5mの管楽器で、伝統的に、シロアリが木の幹をくり抜いて作るディジェリドゥーを毎日のレッスンで演奏してもらった。 この研究は、ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル誌のオンライン版で発表された。4カ月の試験期間、この珍しい楽器を演奏した人々が、昼間の眠気や無呼吸でかなり改善したことがわかったという。 彼らのパートナーもまた、いびきが少なくなったと報告した。 研究者たちは、改良の陰には、ディジェリドゥーの演奏の呼吸のテクニックで、上部の空気の通り道に関する訓練が必要だったためとしている。 「私たちの結果は、中度の閉塞型睡眠時無呼吸症候群やいびきをかく多くの人々、そして彼らのパートナーたちにも同様に希望を与えるかもしれません」と、この報告をした著者は話す。 (ロイター - 12月22日)