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中国産のそばからカビ毒

厚生労働省は26日、神戸検疫所で検疫を受けた中国産のそばから、基準値を超える発がん性があるカビ毒「アフラトキシン」が検出されたと発表した。
<以下略>
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20051026/K2005102602830.html


中国産のそばとあるが、どんなソバなのだろう。
ラーメンにするものなのか、それとも・・?

今回はたまたま検疫で発見されたものの、それをすり抜けて
すでに出回っているものもあるかもしれない。
それに、検査の時点で基準値を下回っていたとしても、
微量でも、そこに存在しているなら、
流通していくうちに増殖して、安全性の問題が起きるのではないだろうかと危惧する。

ついでながら、さらに、もう一つのニュース。

大紀元によると、中国が韓国に対して、
中国産食品の安全問題に関する報道を規制するように要求したという。
暴露された食品問題は主に生産過程のひどい衛生状況や、粗悪な原材料、化学添加物の過剰使用、特に健康に悪影響を及ぼす化学薬品の違法使用などである。

http://www.epochtimes.jp/jp/2005/10/html/d95306.html


日本に対しても、同じような要求をしている可能性が否めない。
そうでなければ、新聞やテレビなどで、もっと大々的に注意喚起がなされてもいいはず。
書いた人 hampton | comments(5) | trackbacks(0) |




目はアルツハイマー病のヒントになるかも

2つの検査で、目からベータアミロイドタンパクを検出することによって、アルツハイマー病を診断することができる日がくるかもしれない。

「私たちは、非常に感受性が高く定量的に、かつ採血せずに水晶体のベータアミロイドを調べる一連の技術を開発しています」と、ボストンのBrigham and Women's Hospitalにある眼科研究センターでmolecular aging and development labの指導官をしている研究リーダーのLee Goldstein博士は話した。

研究結果は火曜日(18日)に、アリゾナ州ツーソンのOptical Society of America年次総会で発表されている。

現在、アルツハイマー病という、人の記憶と認識力を奪う、加齢に伴う破壊的な病気の決定的な診断テストがない。このことは、新薬の開発と同様に、早期治療戦略を妨げている。アルツハイマー病かどうか調べる方法がなく、新薬が実際に作用しているかどうか調べる方法がない。

脳のアミロイドベータタンパクの生成はこの病気であるという証拠であり、多くの研究者が身体のほかの場所(目を含む)でこのタンパク質を検出する方法を見つけようとしている。

Sam Gandy博士が、「人々は長年にわたって時折目を調べて、アルツハイマー病を診断するための手がかりを見つけようとしてきました」と、Medical and Scientific Advisory Council of the Alzheimer's Associationの議長で、フィラデルフィアのトーマス・ジェファーソン大学のFarber Institute for NeuroscienceのディレクターでもあるSam Gandy博士は話した。「皆は、より確実に早く診断してもらいたいと思っています。目は脳の延長であり、調べるのに魅力的な場所です」

2003年に、Goldstein氏たちは目におけるベータアミロイドの存在についての研究の詳細を発表した。

「これはアルツハイマー病のアミロイドが脳の外で見つけられた1回目です」と、Goldstein氏は説明した。「私たちが言っていることは、アルツハイマー病は、ほとんど脳の病気ですが、脳に制限されるのではなく、全身の病気であるということです」

この場合、目の水晶体は脳のように、実際にそれ自身ベータアミロイドを生成する。「脳で起きているプロセスは、目においても起きています」と、Goldstein氏は話した。研究者たちはまた、水晶体のベータアミロイドタンパクが、目において一般的な白内障とは異なった場所で形成された非常に珍しい白内障を発生させることを発見した。

それ以来、Goldstein氏はこの研究結果を利用した新技術を開発する探索を行っているところである。2つの研究中の技術の詳細はoptical society meetingで発表されている。

1つ目は準弾性光散乱(QLS)で、空気中の非常に小さい粒子の量と大きさを測定するのに物理学と商業界で使用される。Goldstein氏たちによって考案された器具が患者に使用される。彼はそれが低いワット数の赤外線のレーザーを利用しているので安全であると言う。

「私たちは内側を光で照らします。短いパルスです。1秒もかかりません」と、Goldstein氏は話す。「水晶体の分子病理学に関する情報を与えてくれるでしょう」

最初の検査は感度が良いが、2番目の検査は特異性があり、その粒子が本当にアミロイドを検出するかどうかを知る能力がある。研究者たちは最初の検査で陽性だった人に、アミロイドと結合する軟膏を使用する。「蛍光リガンドスクリーニング」と呼ばれる技術が、規制当局の認可を必要とするために、実用からさらに遠のいている。

「2つ目は全く補足的な技術です」と、Goldstein氏は話す。

Gandy氏は話した:「以前のいくつかの研究上、基本的な根拠として目新しさや確実性があります。少なくともこれは体内を循環していることがわかっていますし、この病気の病理に含まれるということもわかっている分子です。そのためこの観点から、興味深いのです」

Goldstein氏は、この技術が、有効な薬物を発見することなど、いくつかの重要な問題を解決するのを助けることを望んでいる。「薬の開発のパイプラインは、この点で実に大規模ですし、重大な問題は症状の欠如です。それはまさに障害です」と、彼は話した。

アルツハイマー病の患者や、対照グループとして「標準」の人を選ぶのは難しい。症状が全くなくても、健康にみえる人でも、初期のアルツハイマー病かもしれない。「患者の層を分けることは実に悪夢です」と、Goldstein氏は言う。

また、症状がしばしば脳における病理の度合いに差があるように、病状の進行を追跡することも難しい。

最終的に、「どんな認識的な症状も、発症する前に患者を治療したいと思っています。私の判断では、進行を遅くすることよりも、時間を戻すことの方がはるかに難しいので、アルツハイマー病の人を治療したいとは思いません。治療は、療法や診断を要求するでしょう。それらは一緒に結び付けられます」と、Goldstein氏は話す。

Goldstein氏はまた、新しいツールはクロイツフェルト・ヤコブ病などのプリオン病を診断するのにも有望であると考えている。プリオン病もまた、アミロイドの異常から起きる病気である。
(HealthDay News - 10月18日)
書いた人 hampton | comments(0) | trackbacks(0) |



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