国際チームの研究者たちは、摂食障害の拒食症や神経性過食症に関連する遺伝子につながる可能性のある6つの主な特徴を特定したと話す。 「この研究は遺伝子がいかに摂食障害の原因になっているのか強調します」と、この研究のlead researcherであり、University of North Carolina's School of Medicineで摂食障害プログラムのディレクターであるCynthia M. Bulik博士は、準備された声明で発表した。 研究者たちは、摂食障害の母親か姉妹がいる人は、同様の病気を発症するリスクが、家族歴のない人と比べて、12倍以上高いと述べる。 統計的な分析と専門家の意見から、チームは6つの主な特徴を以下に定義する。 ・強迫観念--完璧主義 ・初潮(月経の始まり)の年齢 ・不安 ・生涯の最小のBMI値(BMI) ・間違いに関する心配 ・食物関連の強迫観念 これらの摂食障害につながる特定の遺伝子を同定するのに、さらなる研究結果が、American Journal of Medical Genetics Part Bの2つの論文で発表された。 最小BMI(体重の基準)や、失敗に関する心配、初潮の年齢、食物に関する強迫観念は、より密接に過食症につながるようにみえ、不安と強迫観念は密接に拒食症とつながっているようにみえることがわかった。 このことは、2つの障害には密接な関係があるが、いくつか基本的な違いがあるかもしれないことを示していると、研究者たちは述べた。 拒食症と過食症につながると信じられている100以上の行動や個性的な特徴を分析してから、彼らはこれらの6つの主要な特徴に照準を合わせた。 専門家たちは、全国的に見積もって、1000万人の女性と100万人の男性が、拒食症か過食症のどちらかになるとしている。 (HealthDay News - 9月23日)