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ナノ粒子の毒性

先日、新聞にディーゼル排ガスの毒性に関する記事があった。
ディーゼル排ガスを妊娠中に吸わせたマウスの胎児の脳や精巣組織に、排ガスに含まれる超微小粒子(ナノ粒子)が母体から移行して沈着、周囲の細胞に変性を起こしている可能性が高いことを、東京理科大の武田健教授らが突き止めた。

「ナノテク産業が生み出すナノ粒子についても、生体内での挙動や影響などを詳しく調べる必要がある」と指摘した。

ナノ粒子は多様な機能が注目され、工業利用も進んでいる。一方で体内に入りやすく、沈着もしやすいため、生体への影響が大きいと懸念され、各国で毒性研究が進んでいる。

グループは、妊娠2日目から16日目まで1日12時間、排ガスを吸わせた母親から生まれたマウスの脳や精巣組織を電子顕微鏡で観察。海馬や大脳皮質など脳内のさまざまな場所に極めて微小な黒い粒子が多数沈着、周囲の細胞が変性し、血管が細くなっていることなどを確認した。

精巣の特定の組織にも微粒子が多数取り込まれ、細胞が変性していた。

ナノ粒子は粉塵よりもはるかに小さい微粒子なのだろうが、
アスベストでもあれだけ問題になっているのだから、
もっと問題が起きていてもおかしくないかもしれない。

それに、化粧品でもナノ粒子という言葉をよく目にする。
ローションなんかのように、
液体に溶け込んでしまっている場合は大丈夫だろうけれども、
パウダーファンデーションなどのように
飛散するような場合は、果たして大丈夫なのだろうか。

そのほかにも、日常生活に溶け込んでいる物質で、
こういった問題を引き起こすものが、まだまだあるような気がする。
書いた人 hampton | comments(0) | - |




お知らせ〜その2

トラックバックの件、
なえっちさんの調査を参考にして、
新着記事のリストから消えたあとで、
トラックバックできるようにし、
様子を見ているところです。

今のところ、大丈夫のようなので、
ちょっと面倒ではありますが、
当分の間、このまま続けてみることにしました。

そういうわけで、よろしくお願いします。
書いた人 hampton | comments(0) | - |




インチキはちみつ

最近すっかりはちみつを使わなくなってしまったものの、
お米を炊く際に少し入れると、おいしく炊き上がるし、
煮物に入れると、味に深みが出ておいしくなる。
しかも健康にも良いということで、一時期何にでも入れていたことがある。

一方、はちみつを買いに行くと、ピンからキリまでさまざまな値段のものがあって、
どれがどうなのかわからないので、一番安いものを買っていた。

そんなある日、何の気なしにラベルを見ていると、
成分名のところに、「加糖」という文字があり、びっくり。
はちみつは、はちみつだとずっと思っていた私は、その時に初めて、
混ぜ物をしているものがあることを知った。
そういえば、なんとなく粘稠性が少ない気がしていたと思ったり、
それまでずっと食べていたものに砂糖が入っていたかと思うと、腹が立ってみたり。

以来、「純粋」はちみつであることを確認して買うようになったものの、
それでもなんだかちょっと違うような気がしている。

そして、少し前にTVではちみつのことを取り上げていたので、途中からだったが見てみた。
その内容を書いてみる。
はちみつには、大きく分けると3種類あって、純粋はちみつが100%はちみつで、あと2種類は、次のようになる。
1. 加糖はちみつ
甘みの少ない粗悪はちみつに、とうもろこしやさつま芋などのでんぷんで作った"異性化糖"を加えて、甘みを足したモノ

2. 精製はちみつ
長期保存ができるように、たんぱく質やビタミン・ミネラルなどの「はちみつ成分」を加熱処理して除去したモノ(栄養も風味もなくなってしまう)

純粋はちみつなら、
肉料理に使うと「旨み」「柔らかさ」が期待できるが、
「加糖」「精製」はちみつでは無理!

さらに近年、胃潰瘍の元凶・ピロリ菌の活動防止に、はちみつが効果があるとされ、食卓にはちみつを導入した家庭もあったが、効果があるのは、純粋はちみつだけ。

ではなぜ、日本の食卓にはそういった粗悪なはちみつが並ぶのか?

それもこれも、中国から「安いが粗悪」なはちみつが大量輸入されているため。

はちみつの国内消費量(46,000t)のうち、
国内生産品(2,500t)
中国輸入品(39,000t)と、
実に9割近くを占める。('03年調べ)

中国はちみつ業界の「ご意見番」である
中国農業化学院蜂蜜研究所のコケツ所長も明かす。
「日本に輸出しているはちみつが良いものだとは少しも思っていません」

去年11月、中国のはちみつが日本に陸揚げストップになった事件があった。

日本が最新検査機で計ったところ、人体に害を及ぼす残留抗生物質が基準値を超えた。

しかも恐ろしいことに、中国のはちみつ無しに日本に市場はまかなえないという理由からか、逆に最新検査機を使うのをやめて、今年2月から輸入再開している。

なぜ日本ではニセモノまで「はちみつ」と表示することを許しているのか?

全国108の企業が加盟する「はちみつ協議会」の話。
「消費者が購入する際の指標として、<はちみつ><加糖はちみつ>等、ちゃんと名称を分けて販売しています。ニセモノを許しているという意識はありません」

番組内では、「純粋はちみつ」を使えばいいということだったが、
これを見ると、もう1つ条件が必要だということがわかる。
それは、国産であること。

とりあえず、ラベルをちゃんと見よう。
書いた人 hampton | comments(0) | - |




ヘルス・チップ:飛行機に乗る前の食事

飛行機に乗って飛ぶことは、あなたに余分なガスを与えますか?

航空機キャビンの中は地面より気圧が低く、このことは利用可能な酸素が少ないことを意味します。そのため、ロスアラモス国立研究所によると、あなたの体の中のガスは膨張します。

飛ぶ前に、ガスを形成する食物や飲み物を避けることによって、不快感を減少させてください。

ここに、最も一般的に問題を起こす食物をいくつか挙げます:

・果物: りんご、アップル・ジュース、アボカド、バナナ、メロン、ブドウ、レーズン、スイカ。
・野菜: 豆、ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、とうもろこし、きゅうり、ネギ、たまねぎ、レンズ豆、ピーマン、ラディッシュ、大豆。
・ふすま穀類。
・炭酸飲料、チューインガム、ナッツ類、アルコール、高脂肪食物。
(HealthDay News - 9月20日)

これまで何度か飛行機に乗ったが、
そういうことを気にしたことはなかった。
むしろ、腸にいいと思って、いつもアップル・ジュースを飲んでいたので、意外だ。
書いた人 hampton | comments(0) | - |



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