ジャワ村で8人が死亡、22人が感染した原因不明の病気の発生について、インドネシアの医師たちが調査していると、木曜日に保健省職員は述べた。 「これはSARSでも鳥インフルエンザでもありませんが、同じくらい厄介なのは確かです」と、the Disease Control and Environmental Health DepartmentのMarwan Nusri氏はロイターに語る。 「最初、私たちは中毒を疑い、彼らの食物や水をチェックしましたが、有毒な物質が見つかりませんでした」 離れたところのカニゴロ村(中部ジャワ州)の約30人が、類似した徴候(ひどい吐き気や発作)で過去3日間のうちに入院したと、Nusri氏は話す。 最初の8人は治療が遅れたため死亡したと、彼は言う。 保健省は特定の内臓を標的とするウイルスもしくは細菌の可能性を調べていると、Nusri氏はつけ加えたが、詳細については拒否した。 別の保健省職員は、この病気が村中に速く広がったが、はっきりした感染パターンはないようであると話す。 「最初の調査結果は、ウイルスか細菌が肝機能不全を引き起こしていることを示します」と、その職員は述べるが、この人物は名前を公表されることを拒否している。 これまで、病院は9人を帰し、13人はまだ治療を受けており、2人は重態であると、彼は話す。 どちらの職員も、更なる検査のために、犠牲者からの組織サンプルが今週、ジャカルタに送られるだろうと述べている。 地元当局はこの発生をまず、鳥インフルエンザ(インドネシアのほとんどの地域における鳥に特有の病気)と関連づけたと、マスコミで報道された。 インドネシアでは、81人が鳥インフルエンザで亡くなっており、世界中の国で最も多い。 いくつかの地元のメディアは、犠牲者が「黒魔術」の標的だったと話す。インドネシアは主にイスラム教であるが、神秘主義は地域文化に欠かせない一部である。 (ロイター - 2007年7月26日)