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精神能力と睡眠障害の関係

Neurologyで発表された研究によると、睡眠障害と精神能力の低下は手をつなぐようになるかもしれないという。

記憶障害や注意力不足など精神能力の後退を有する高齢の女性は、睡眠障害を有する人たちよりも多い傾向があることを、この研究は示している。

「この研究は、認知障害のある人が必ずしも睡眠障害を発症するというわけではないものの、この高齢者たちは睡眠障害のリスクが高いことを意味します」と、研究者Kristine Yaffe, MDはAmerican Academy of Neurologyのニュースリリースで述べる。

Yaffe氏は、サンフランシスコのカリフォルニア大学の精神科学部で働いている。

・睡眠障害の研究

Yaffe氏のチームは、2,400人以上の米国人女性で15年間研究を行った。

研究開始時、女性たちは少なくとも65歳(平均年齢:約69歳)で、認知症ではなかった。彼女たちは、記憶や言語と注意力などの精神能力のテストを受けた。

女性たちは、15年の研究終了時に繰り返しテストを行った。このテストは、女性たちの11%〜15%で、テストの点が落ちたことを示した。

研究終了時に、女性たちはまた3晩、アクティグラフと呼ばれる睡眠監視装置を着けた。アクティグラフは大体腕時計のサイズで、動きを追って、いつ眠っているか、あるいは起きているかを示す。

・睡眠障害と精神能力の低下

この結果に影響を与えるかもしれない他の要因を考慮しても、これらの女性たちは、テストの点が変わらなかった女性たちよりも、睡眠障害を有する傾向が高かった。

精神能力のテストが変わらなかった女性と比較して、テストの点が低下した人たちは、睡眠不足が約70%高く、寝入るまでに1時間以上かかる人が約60%高く、夜間に少なくとも90分で目覚める人が43%高く、毎日2時間以上昼寝をする人は約75%高かった。

女性たちは、研究の開始時にアクティグラフを着けなかった。そのため研究者たちは、睡眠不足と精神能力のどちらが最初になったかについて分からない。

この研究は、精神能力の低下や睡眠障害がどのようにつながっているかについて、正確には示さない。おそらく、これらの2つの症状は共通の原因を有しているのだろうと、Yaffe氏らは述べる。
(WebMD - 2007年7月17日)
書いた人 hampton | - | - |



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