永久メイクアップは、「重大で、長期にわたって醜い跡が残る反応」の危険にさらすかもしれないと、専門家たちはニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの28日版で述べている。 この警告は、CDCのMasja Straetemans, PhDとMartin Belson, MDが、FDAのLindaKatz, MD, MPHと一緒に発表したもの。 この雑誌への短いレターで、Straetemans氏らは、FDAが2003年から永久メイクアップを受けた人々の拒絶反応の報告を150件得ていると報告している。 Straetemans氏のチームは、そのような苦情を言う101人の患者を特定し、うち92人にインタビューした。 患者たちの永久メイクアップへの最も共通の反応は、永久メイクアップを適用した領域の圧痛や、腫張、隆起だった。 患者の2/3の人は、インタビューの時点で、まだ症状があった。症状は平均5カ月から3年以上持続した。回復はアレルギー歴のない人で速かった。 研究者たちは、33人の患者のカルテをチェックした。アレルギー反応及び、肉芽腫と呼ばれる皮膚小結節が、最も一般的な診断だった。 「FDAは、特定のメーカーから市場に出ている永久メイクアップのインクの、ある色に対するアレルギー反応に関する多数の報告を受け取っていますが、入れ墨の顔料に対するアレルギー反応の報告はまれです」と、FDAのウェブサイト上の基礎的な情報で記載されている。しかしながら、顔料は取り除くのが難しい場合があるので、生じると特に厄介かもしれない。「時折、人々は長年入れ墨を有するうちにアレルギー反応を発症するかもしれません。」 Straetemans氏のチームは、彼らが研究した患者によって報告された反応のほとんどに関連のあるインク製品品目が、2004年9月に回収されたと述べる。 研究者たちは、どれだけの人が永久メイクアップを行ったか分かっていないので、有害反応がその人々でまれであるか、あるいは一般的であるかは明らかではないと指摘している。 Straetemans氏らは、永久メイクアップの手法に対する拒絶反応を、FDAに報告するように消費者や医療専門家に依頼している。 (WebMD - 2007年6月27日)