最近の研究で、魚油の豊富な食物を食べると、ある種の失明からの保護を促進するかもしれないということが分かった。 一般的な魚油のサプリメントに含まれるオメガ3脂肪酸の摂取は、マウスでの試験の結果に希望を与えた。 試験は現在、失明の危険のある未熟児で始めることになっている。 この油は、網膜症として知られる目の異常な血管新生と闘うのを助けようとする。 網膜症の症例では、網膜は、酸素が欠乏し、新しい血管新生に拍車をかけるように警急信号を出す。 しかし、その新しい血管は異常増殖し、奇形で漏れやすく増えすぎる。 そのうちにその異常血管は、その支持層から網膜を引き離し、ついに失明を引き起こす。 雑誌Nature Medicineで発表されたこの研究では、オメガ3脂肪酸(日本の食事に匹敵する)もしくはオメガ6脂肪酸(西洋の食事に匹敵する)のいずれかに富む食事をマウスに与えた。 DHAが豊富なオメガ3を食べさせたマウスは、オメガ6を与えたマウスよりも網膜における血管の損失が少なかった。この血管の損失はまた、半分まで減らせた。 (Telegraph.co.uk - 2007年6月25日)