プロバイオティクスとして知られる、有益なバクテリアを毎日一定量摂取する労働者は、プラセボを与えた人たちほど、病欠しなかったと、最新のスウェーデンの研究でわかった。 プロバイオティクスはヨーグルトや他の発酵食物に含まれている。それは健康効果を多く持つことがわかっている。例えば、胃腸の病気を防いだり、免疫システム機能を高めるのを助ける。 Tetra Pak Occupational Health and Safety ABのPy Tubelius博士たちは、プロバイオティクスの1つLactobacillus reuteriが、呼吸や胃腸の感染症で病欠することを防ぐのを助けるかどうか調べるためにこの研究を行った。 この会社の262人の従業員から、80日間毎日、L.reuteriを含む飲み物を飲む人と偽薬の飲み物を飲む人をランダムに選んだ。合計181人の労働者が研究を完了した。 偽薬を飲んでいた87人の労働者の3分の2の約26%の人は、このプロバイオティックを飲んでいた労働者の11%の10人と比較して、この研究の間に病欠した。夜勤の労働者27人のうち33%の9人と比較して、プロバイオティックを飲んでいた26人は誰も病欠しなかった。 交代勤務の従業員は、胃の病気や風邪など病欠をするような短期的な病気になる傾向が強いと、Tubelius氏たちのチームは、雑誌Environmental Healthで述べている。 プロバイオティックが病気を予防するのを助けるメカニズムは明確ではないものの、免疫機能を強化するのを助けるようだと、研究者たちはつけ加える。 「交代勤務の従業員は、日勤のみの人に比べて、免疫防御が弱いためにリスクがあることが知られています」と、彼らは述べる。「その結果、交代勤務従業員がL.reuteriの免疫刺激効果によって比較的利益を多く得ると言えるでしょう」 さらなる研究がこの問題を調査するのに必要であると結論づけている。 (ロイター - 11月17日)