スペインの研究によると、ヘルペスウイルスが、リウマチ性関節炎(RA)に関係していることがわかった。しかし、そのウイルスがどんな役割をしているのかははっきりしない。
それにもかかわらず、研究者は、RA患者のヘルペス・ウイルスのDNAレベルを観察する価値があると考える。ウイルス性の隆起がRAの悪化と相互関係があるかどうかを知るのに役立つと、彼らは付け加えた。
この研究では、約60人のRAの人と、75人の健康な人から得た末梢血単核細胞(PBMC)や血清のサンプルに含まれる、様々なヘルペス・ウイルスのレベルを評価した。
PBMCのサンプルの分析で、エプシュタイン-バールウイルスDNAがRA患者で、健康な人よりもよく見られ、高いレベルに達していることが明らかになった。同様に、ヒトヘルペス・ウイルス6型として知られる、もう1つのヘルペス・ウイルスも得られた。
ウイルス感染がRAの発症に関与しているのではないかと、長い間疑われていると、マドリードのClinico San Carlos病院の、B. Fernandez-Guitierrez博士らは、Annals of the Rheumatic Diseasesの最新号で述べている。
彼らはこう記している。RAの患者で発見された細胞性免疫の欠損のために、健康な人よりも、これらのウイルスの量が多くなるかもしれないと。また、RAはこれらのウイルスに感染しやすくしたり、ウイルスを復活させうる。
「RAにおける、これらのヘルペス・ウイルスとの関連の可能性はさらに調査するべきです」と結論づける。
(ロイター - 8月17日)
訳の中で、どうしてもわからなかったところがある。
2段落目のところに「ウイルス性の隆起」と一応訳してみたのだけれど、
実際には何のことなのかわからなかった。
リウマチの腫れのことのようには思えないので、
間違っているかもしれない。
原文では、"bumps in the viral load"となっているので、
直訳すると、ますます「??」になってしまう。
わかる人よろしく。
ヘルペス・ウイルス6型といえば、
疲れとセロトニンのところでも出てきた。
ウイルス感染だけでなく、
疲れやストレスが少しは関与しているとすれば、納得できるような気もする。