ラロキシフェン(raloxifene)を用いた治療は、骨粗鬆症の高齢の女性において、心拍変動を減少させるようだと、トルコの研究者たちはアメリカの雑誌Obstetrics and Gynecology(産婦人科学)で報告している。
エビスタという商品名で販売されているラロキシフェンが、心血管疾患の女性や、心血管障害を発症するリスクの高い女性に、予防効果があるかもしれないという証拠があるものの、その効果はまだ明らかではないと、イズミルのDokuz Eylul University HospitalのMert Gol博士らは述べている。