「睡眠不足の人々が一般に、自分の健康に注意を向けないということが知られています」と、クリーブランドのCase Western Reserve Universityの薬学助教授のPatel氏は語る。しかしながら、不十分な食事療法から運動不足に至るまで、体重の差異を説明する要因はどれも証拠とならないと、彼は言う。
Nurses Health Studyに参加した女性は68,000人以上で、16年間追跡調査を行った。彼女たちは、2年毎に自分の体重やライフスタイルの養生法の報告を求められた。研究の終わりまでに、1日に5時間眠った女性は、7時間の女性に比べて、体重の増加(33ポンド以上の増加)を経験する傾向が32%高く、肥満になる傾向は15%高かった。また、6時間眠った女性は、7時間の女性と比べて、研究期間の間に、体重の増加を経験する傾向が12%高く、肥満になる傾向は6%高かった。