今日の阪神-中日戦は、4-3で勝ったものの、
途中、思わぬハプニングもあり、
毎回ハラハラドキドキの連続で、心臓に悪い試合だった。
じっと観てられなくて、途中何度も席を立ったほど。
9回の表、2-1。
ノーアウト満塁で、1塁の桧山選手の代走に中村豊選手が入る。
次の矢野選手のゴロで、金本選手がアウト、
矢野選手が1塁で生き残り、
走者が1つずつずれた形になる。
代打のスペンサー選手は三振で2アウト。
そこへピッチャーのところに代打の関本選手がバッターボックスへ。
もうあかんとあきらめかけたところ、右方向へヒットを打つ。
2点取れるはずだった。
しかし、2人目でホームインした中村選手はアウトの判定。
どこからどう見ても、手が先に入っている。
当然、中村選手も抗議をし、ベンチからも監督やコーチが出てきたものの、
抗議は認められず、幻の1点となった。
ここで3-1。
そして9回の裏。
阪神のピッチャーは久保田選手。
ここできちんと押さえれば終わる・・はずだった。
いきなりアレックス選手にヒットを打たれる。
続いて森野選手にも2ベースヒットを打たれてしまい、2、3塁となった。
このときだったか、なかなかストライクを取ってくれないので、
さっきのことで、嫌がらせをしているのではと思ったほどである。
さらに谷繁選手にもヒットを打たれ、
セカンドの関本選手は、捕った球をホームに返球。
アウト!と思ったの瞬間、
なぜか、セーフの判定。
ベンチからコーチたちが主審に向かって突進してきた。
平田コーチが主審を押した。
乱闘になるかと思いきや、それほどではなく、
岡田監督が選手たちに合図して、全員をベンチに引き揚げさせる。
さきほどの中村選手のときといい、
続けざまにこんな不公平なジャッジをされては
野球の試合なんてやってられないだろう。
というわけで、阪神はベンチに籠城。
審判たちが説得に行くも、怒りはおさまりそうもない。
このまま終わってしまうのか、それとも・・?とやきもきしつつ、
これだけ怒りの感情が残ったまま試合を続行すれば
阪神の負けだなあと心配した。
試合の中断している間、何度もさきほどのVTRを流す。
どう見ても、アウトだと思うのに。。
それよりも、判定直後、矢野選手が悔しそうに
小躍り(?)する様子が何度も流れて、笑ってしまった。
その後、平田コーチが退場となり、試合が再開された。
しかし、問題の判定については何ら説明がなかったように思う。
案の定、代打で出てきた井上選手に犠牲フライで1点を返され、
同点になってしまい、延長戦となる。
そもそもは、久保田選手が打たれたからいけないのだと解説者は話す。
たしかに一理あるかもしれないが、
それでは問題のすり替えになってしまうのではないか。
結局、11回表で、中村選手がまさかのホームラン。
これが決定打となり、4-3で中日に勝つことができた。
久保田投手も、よくふんばった。
11回裏は、なんとか中村選手をヒーローにしてほしいと、
祈るような気持ちで見ていた。
試合終了後、
金本選手が中村選手にちょっかいをかけていたのがほほえましかった。
ヒーローインタビューでも、中村選手は
今は気分がいいから何されてもいいって・・ねぇ。
守りながら、話すことを考えていたのかどうか、彼はとても饒舌だった。
セントラルに来て初めてのホームラン、本当におめでとう!!
仮にもし負けていたら、次の試合にも影響していただろうし、
私も悔しくて眠れなくなるところだったよ。
本当に長い試合だった。