新聞に載っていた記事から。
ドイツのフライブルク大学のディーター・リーマン教授が南ドイツ現代医学会議で発表したところによると、眠れないときにアルコール飲料を飲んでも、効果が持続しないとのこと。
グラス2杯のワインで、すぐに寝付けたとしても、その4時間後には効果が薄れて、目が覚めてしまう。そして、また寝ようとベッドで寝返りを打って、さらにもう1杯、ということになりかねない。
リーマン教授は、睡眠障害を改善する最も良い方法として、例えば、就寝・起床時間をそれぞれ午後11時半と午前6時に固定して、休日でも遅くとも7時には起きるようにして、このリズムを習慣にしてしまうことを勧めた。
「夜はカフェインの入ったコーヒーや紅茶を飲まない。寝られないからといって時計を何度も見ると入眠の機会を逃すので、時計も見ないようにした方がいい」と、リーマン教授は話す。
お酒を飲んでも、かえって覚醒したりして、
睡眠障害には効果がないことは、以前から知られていたが、
4時間という具体的な持続時間は初めて知った。
要は、決まった時間に寝て、決まった時間に起きるというリズムを
体に覚えさせるのが、一番の解決方法ということのようである。
と、一見簡単そうなことなのに、私にはとても難しく感じられる。