昔から私は頭痛持ちで、実は今も頭が痛い。
私の頭痛は片頭痛と緊張型頭痛の混合型らしいのだが、
それぞれの対処法は全く逆である。
片頭痛は、脳の血管が拡張しているため、
お風呂に入ったりマッサージを受けると悪化する。
だから、暗く静かなところで休むのがいい。
緊張型は、お風呂やマッサージなんかで、筋肉の緊張をほぐすのがいい。
私の場合、光や音にも敏感になり、吐き気もするということで、
数年前に、トリプタン系の薬を処方してもらったことがある。
しかし、効果がなかったばかりか、
副作用ばかりが出て、かえって気分が悪くなってしまい、
それ以来服用していない。
どちらかというと、緊張型が強いのかもしれない。
今はできるだけ我慢して、
それでもどうにもならない時にだけ鎮痛薬を服用している。
とても大事な用事のある時は、初期でも服用するが、
これも結局は気休めくらいにしかならない。
ただ、私の場合は副作用が出ないだけ、ましというところだろうか。
また、痛みの中枢のそばに嘔吐中枢があるので、
痛みが強くなると吐き気が出てくるのは、
片頭痛でなくても不思議ではない。
数年前、NHKでやっていた頭痛の特集で、
片頭痛と緊張型は元は同じということを言っていた。
最初は筋肉の緊張が続いて、それが血管を圧迫して頭痛になる。
その状態がずっと続いてひどくなると、
今度は血管が拡張して、血液が血管を流れるリズム、
つまり脈拍と同じリズムで、ズキンズキンと痛くなるのだという。
それを聞いた時、なるほど、だから混合型なのかと納得できた。
最後に、Yahoo!のアメリカサイトで、
「食後の頭痛」についてのニュースがあったので、それを紹介する。
今年の5月10日付になっているが、内容は古くから知られているようなことである。
”1杯の赤ワインやひとかけらのチョコレートで、首や頭が痛くなることがあるかもしれない。
多くの食物に、頭痛のひきがねとなる成分が含まれている。
カフェインやアルコール、チアミン、それらは、赤ワインやビール、熟成したチーズ、ナッツ類、チョコレートに含まれるし、タンニンはアップルジュースや、ブラックベリー、コーヒー、茶、チョコレート、赤ワインに含まれる。
特別な食物が原因で頭痛が起きると考えられる場合は、2週間それを食べないことを勧める。それからまた、その食物を試してみて、また同じように頭痛が生じたら、診察を受けるのがよい。”
アップルジュースにタンニンが含まれているというのは、私も驚いた。