「1日に1杯の炭酸飲料でもメタボリック・シンドロームを発症するリスクを約50%増加させます」と、Boston University School of Medicineの薬学教授で、この研究の第一著者のRamachandran Vasan, MDは話す。この研究は、米心臓病協会の雑誌Circulationの7月31日号で発表された。
「ダイエットソーダを飲むのを止めるように言うには早過ぎます」と、この新しい研究に詳しいClemens氏(ロサンゼルスのUniversity of Southern California School of Pharmacyの分子毒物学の教授)は述べる。「ダイエットソーダは適度では、健康なライフスタイルの一部かもしれません」
この結果はPaul Lachance, PhDを驚かせない。彼は、The Nutraceuticals Institute at Rutgersやニュージャージー州立大学のディレクター代理で、食品技術者協会の食事及び健康の専門家である。「それはもっともらしいです」と、彼は炭酸飲料の摂取とメタボリック・シンドロームの増加するリスクとの間の関係について話す。
彼の共著者であるRavi Dhingra, MD(ニューハンプシャー州レバノンのAlice Peck Day Memorial Hospitalの医師で、ボストンのHarvard Medical Schoolの薬学のインストラクター)は、次のように話す。「1日に1杯以上のソフトドリンクを飲んでいるなら、あなたは心臓病の危険因子であるメタボリック・シンドロームを増加させるかもしれません」
(WebMD - 2007年7月23日)