Be Here and Now

気の向くままに書いていますので、
そのうちテーマが変わるかもしれませんが、
お手柔らかに、どうぞよろしくお願いします。

ご訪問ありがとうございます。
最近トラックバックのスパムが増えてきていますので、
現在受付を停止させていただいてます。

最近のエントリー

カテゴリー


バックナンバー



最近のコメント


CURRENT MOON
moon phases


最近のトラックバック



<< 睡眠時無呼吸症候群は卒中のリスクを高める | main | ヘルス・チップ:憩室炎と腹部の痛み >>

友情は女性の健康に良いらしい

よく眠り、良い友人に恵まれている女性は、インターロイキン-6と呼ばれる、非常に厄介な分子の血中濃度が低いことが、最新の研究でわかった。

このことは、高濃度のIL-6が、アルツハイマー病からリウマチ性関節炎、癌に至るまでの病気に関係があるために重要であると、この研究論文の著者で、ウィスコンシン大学の心理学者でもあるElliot M.Friedman氏は話した。

睡眠の質が悪いと、IL-6の濃度が高くなり、死亡率が高くなることが知られていると、Robert Wood Johnson health & society scholarのFriedman氏は言う。

「しかし、社会的に良い関係が、不十分な睡眠を補うことができるという考えは新しいです」と、彼は語った。

この調査結果は、今週発行された全米科学アカデミー会報に掲載されている。

Friedman氏は、この研究がかなり小規模だったため、調査結果に基づくアドバイスをしていない。61〜70歳の74人の女性で、社会的な関係性についてのアンケートをとり、家で睡眠をモニターする器具をとりつけ、血液サンプルを採ってIL-6の検査を行った。

「それは好奇心をかきたてるような結果です」と、彼は話した。「今、私たちは、このことを男性にも、また、さらに多くの女性にも広げる必要があります」

Friedman氏は、「どういう心理学的な過程が、病気に関連する生物学的マーカーに影響を及ぼすことができうるのか」を研究していると言う。しかし、他の研究者たちが、ストレスやうつ病といった、ネガティブな指針を調べている間、彼はポジティブな指針を調べている。

この最新の研究は「特定の仮説、良質の社会的関係が有益である理由」をテストするように設計されたとFriedman氏は話す。「それらが、人々がよく眠るのを助けることは可能です。孤独な人々はあまり眠りません。また、よく眠らなければ、血中のIL-6濃度が高くなります」

このことから、「よく寝て、良質の社会的関係を持っていると、IL-6濃度が低くなると予測される」ということを、この研究は示していると、Friedman氏は言う。「どちらか片方があれば有益です。どちらも有さない女性だけが、IL-6濃度が高いことがわかります」

この研究は、「友人を持つことが良く、充分に眠ることは重要である」ことを示していると、Friedman氏は言い、「結論を急ぐことに関して慎重である」とした。

「生物学に影響を及ぼす社会的な関係に関するものは何か?」と、彼は話す。「私たちがひとたびそのことを理解すれば、実用化は、よりはっきりします」

明らかなことは、友人を持つことが決して有害ではないということであると、Friedman氏は言う。

「社会的に隔離されると、早く死亡するだろうということが何年もの間知られてきました」と、彼は話す。「私たちにわかることは、ただ孤独であるのではなく、友情の質を高めると、生物学的要素も高めることができます」

この研究は、ペンシルバニア州立医科大学の精神医学の教授で、睡眠の研究者であるAlexandros N.Vgontzas博士によって歓迎された。というのは、彼が以前行った睡眠とIL-6の濃度の関係を研究していたことを一部確証するものだからである。「確証されているこのことを見ると、それが本当であることがわかります」と、彼は話した。

この研究は、社会的な相互作用と睡眠についての「重要で新しい情報」も加えると、Vgontzas氏は述べた。「これらの2つのこと(心理学的な幸福と睡眠)が協力していることを示します」と、彼は語った。
(HealthDay News - 12月5日)
書いた人 hampton | comments(2) | trackbacks(0) |




コメント

こんばんわ〜。

う〜ん、難しいことは分からないけど、友情って、
ずっと「一緒に行動するもの」っていう定義が私の中にあったんですよね。
でも、ブログ始めてから、会った事ないのに、とっても
フレンドリーで、きっと会っても、すぐ仲良く打ち解けられるだろうな、って方たちと出会って、すごい嬉しかったんですよね。
睡眠も、最近は、眠剤なしでも眠れることが多いというか、
ちょっと夜更かしが増えちゃったんですけど(笑)、
休みの日はちょっとだらけて寝てたりして、
なんか普通の人っぽいなあ〜と思ったりします。

昼寝の回数も減り、頭痛もほぼ起こらなくなり、
病と人、というのは改めて密接な繋がりがあるんだなあ〜って
思う今日この頃です。
ちょびうさ | 2005/12/10 8:23 PM

こんにちは〜。

一度も実際に会ったことがなくても、
ネットで出会った友達は意外と信頼関係が強かったりしません?

夜更かしは、私は毎晩してますねぇ。
いつも今日こそは早く寝ようと思うのですけど、
夜の方がいろんなことがはかどるので、ついつい…。
一方で、翌朝早いときは、なかなか寝つけなくて困ります。
眠剤なしで寝られるのは良い傾向ですね。
昼寝は眠剤のせいもあったかも…?

あとで思ったんですけど、
人とのつながりが健康の元なのか、
あるいは不健康になるから人とのつながりがうまくいかなくなるのか、
どっちが先なんだろうって気がしてきました。
どちらも互いに影響しあってるのかなあ。

いずれにしても、友達は大切ですよね。
hampton | 2005/12/11 1:27 PM


コメントを投稿する














この記事のトラックバックURL

http://hampton.tblog.jp/trackback/63852
トラックバック




カレンダー
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2024 >>


オススメ

オススメ
ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?―脳と体がよみがえる!「睡眠学」のABC
ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?―脳と体がよみがえる!「睡眠学」のABC

睡眠負債と体内時計の話が興味深く、ほかに睡眠時無呼吸症候群の話などもあり、実用的な内容になっています

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ



Link

Profile

QRコード