ドライ・マウスは、加齢による正常な症状であると考えられてきた。 しかしながら、Maryland Department of Health and Mental Hygieneによると、今やドライ・マウスはしばしば、抗ヒスタミン剤や、心臓病の薬、鎮痛薬などの薬物療法の副作用であることが明らかであるという。また、閉経後の女性ホルモンの減少によっても、ドライ・マウスになる。 唾液が不足すると、食物や細菌は長時間口の中に残り、さらにプラークや虫歯につながる。 ドライ・マウスの治療法はないが、水を飲んだり、唾液代用品を使用したり、加湿器やスプレー式点鼻薬を使用することで、対症的に緩和される。また、カフェインやアルコール、たばこ製品は避けること。 (HealthDay News - 9月23日)