今日は久々に、いい試合を観たように思う。
昨日があんまりな結果だったので、うれしさもひとしおだ。
今岡選手が2打席連続のHRで、
いずれも打った瞬間にわかるような大きなアーチ。
実に芸術的だった。
その次も、またHRかと思うような打球で、3ベースヒットとなった。
鳥谷選手も、最初フライが続いたものの、
3打席目でやっと、HR級のヒットが出た。
シーツ選手も、しばらく当たっていなかったのが
嘘みたいに、急にまた当たりだし、今日は4安打。
福本氏の「極端や」に笑ってしまった。
また、「今日は万遍なく当たっていますね」というアナウンサーの言葉に、
「万遍なく今岡がね・・・」と、さりげなく訂正(?)するのも
なかなか乙である。
途中、中日の小林投手に代わってから、ハプニングがあった。
投げた球が、金本選手の頭上を飛んでいったのである。
幸い、あの柔軟な身体でうまくよけたために当たらなかったけれども、
本当にあぶないところだった。
8回裏でも、桧山選手の頭に直撃かというような球が投げられた。
ファウルの判定に騒然となり、ベンチから皆飛び出してきた。
ビデオで何度も見たところ、頭には当たらず、バットに当たったようである。
頭に当たっていないにせよ、危険球であることには変わりない。
岡田監督もかなり熱くなっていたため、
監督が退場になってしまわないか心配になるほどだった。
幸い、その要求は認められ、桧山選手はデッドボールということになり、
小林投手は退場を言い渡されることとなる。
小林投手は、もともとコントロールの悪い選手なのかどうかわからないが、
今回が初登板ということで、固くなっていたかもしれない。
またあの甲子園の雰囲気のせいもあるだろう。
そういうことを考えると、なんだか気の毒でさえある。
今回のことをバネにして、また奮起してくれればと思う。
というわけで、今日は8−1と、どうにか勝てたものの、
今岡選手がいなければ勝てなかった試合となった。
来週また、中日との対戦があるので、
今度はみんなで勝ちとってほしい。