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カフェイン入りの飲み物が肥満の原因になるかもしれない

砂糖とカフェインがたくさん入った栄養ドリンクの消費の増加で、私たちのウエストラインが広がっているかもしれないという、栄養補給ドリンク市場に大きなダメージを与えるような研究結果がでた。

ニュージーランドAuckland University of TechnologyのElaine Rush教授は、砂糖を含む栄養ドリンクにカフェインやガラナを加えると、レモネードよりも急速に体内で砂糖が脂肪に置き換えられることがわかったと主張する。

「人々が近頃、どれだけ多く砂糖やカフェインを消費するか、またあまり動かない生活の人が増えたことも考えると、この結果には大きな意味があります」と、Rush教授は話す。

レモネードや他の炭酸飲料は、砂糖が多いので、子供の肥満を増やしているとして、消費者団体に既に非難されている。

しかし、栄養ドリンクは以前から、カフェインが代謝を高めると考えられ、そのような注意から除かれている。

新しい研究は規模が小さく、さらなる研究で確認する必要があるだろう。 しかしながら、Mintelのデータによると、このことは今年イギリスでの10億ポンド以上の販売をするように設定された栄養ドリンクメーカーによって、よく調べる必要があるだろう。

研究のために、ニュージーランドチームはさまざまな民族の18〜22歳の10人の健康な女性を募集した。被験者は、夜通し断食して、テストの初日に、250mLの栄養ドリンクかレモネードのどちらかをランダムに与えられ、2日目には代替物を与えられた。

レモネードは栄養ドリンクと同じ量の砂糖を含み、炭酸を含むが、コーラと違ってカフェインを含まない。

どちらの飲み物も糖分は急速に、血流に吸収された。Rush教授によると、1分以内だった。しかし、カフェインが存在すると、砂糖はより早く脂肪に変えると、警告する。

「この研究から、砂糖は炭水化物で、多量のカフェインと結合し、身体が急速にそれを貯蔵脂肪に変えることがわかります」と、研究者は話す。

砂糖の代謝におけるコーヒーの影響は、今のところはっきりしていない。その飲料は糖尿病のリスクを減らすようとされているが、下がるのはカフェインのためなのか、コーヒーに含まれる他の化合物のためなのかはまだわかっていない。初期の研究では、カフェインが砂糖を代謝する能力を刺激していることがわかっている。

Rush氏のチームによってテストされた栄養ドリンクは、250mL入り1缶当たりショ糖を28g、カフェインを81mg含んでいた。それは、ソフトドリンクに入っている砂糖の量や、抽出された1杯のコーヒーに含まれるカフェインの量と同等の量である。

「単純な炭水化物とカフェインは過去において、食事ではそれほどたくさん摂取しませんでした。不活発な人々は余分なエネルギーを燃やすのに苦労し、体重が増えていきます」

次の研究結果が、最近のイギリスの研究によって支持されている。自転車に乗る人がスポーツ飲料を飲むと、その中に含まれるカフェインが、炭水化物の吸収を増やした。けれども、それほど運動をしていない消費者では、これらの炭水化物は脂肪に変わる。

「これらの飲み物は、しばしばエネルギーを増やすものとして売り出されて、減量に役立つとして知覚されるかもしれません。これは、誤りで、それらはカロリーを増やすものであり、実際には増量の原因となるかもしれないのです」と、Rush教授はつけ加えた。

研究はサンプルが小さかったのと、被験者が皆若い女性だったために限界があると、彼女は述べた。しかし、この領域での研究は以前行われなかったので、この結果は重要であると話す。

「砂糖と肥満に関する多くの研究がありますが、飲み物と脂肪の貯蔵の間には、相乗作用はありません」

また、この研究は短時間に砂糖の多い食物やカフェインを多く含む飲み物を一緒に摂取する効果について疑問を投げかける。カフェインは体内に4〜6時間とどまるので、カフェインの入っている飲み物(砂糖の入っていない栄養ドリンクかコーヒーを含む)を飲む人が、次にこの時間内(4〜6時間)に甘ったるい食物を食べると、同じような効果を経験することになるだろう。

「座りきりの生活をしている人々の健康において、カフェインや砂糖を長期にわたって一緒に摂取する生活をした場合の効果など、この領域はさらなる研究が必要です」と、Rush教授はつけ加えた。
(Breaking News on Supplements & Nutrition - Europe - 8月23日)

カフェインと砂糖が組み合わさると、脂肪が蓄積されるということのようだ。
コーヒーを飲むときに砂糖なしで飲めばいいわけだが、
よくケーキやちょっとしたお菓子と飲む機会が多い。
しかも、カフェインの効果が4〜6時間続くため、
その効果がなくなるまで砂糖を摂ってはいけないということになる。
もっといえば、カフェイン入りの飲料はけっこうあるし、
薬にも入っていることがあるので、思ったより摂取しているかもしれない。
かといって、あまり気にしすぎるのも良くないので、
ほどほどに、ということか。
書いた人 hampton | comments(0) | trackbacks(0) |




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