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アスベスト,どうして今頃?とは,私の実感でもあります。
私が小学生か中学生の20数年前,既に危険を言われていました。
しかし、私の教室では,はげてぶら下がっていました。触るとふかふかしているので,みんな触って遊んでいました。でも,触りすぎると,繊維がガラスのように刺さって痛いし、すぐ抜けないのですぐ廃れました。
そのうち子どもの私たちも「アスベストは危険」という情報を得,自分たちの刺さると痛いという経験もふまえ,下がっているのを見ながら「あれ,危ないんだって」と言い合っていました。しかし、何の処置もないままでした。修繕された記憶が無いので,そのまま学年が上がり,教室が変わったのでしょう。
さんご | 2005/09/07 6:09 PM
さんごさんのところでは、そんなことがあったんですね。
私は理科の実験で使う石綿付金網くらいしか知らなかったんで、
今回、こんなところにもあんなところにも、と
本当にびっくりしました。
今思うと、私の学校でもきっと使われていたに違いありません。
昨日だったか、給食のお鍋にも使われていたというニュースに、
一体お鍋のどの部分に使用されていたんだろうと再びびっくりです。
お返事ありがとうございました。
そう,知らないうちに身近にあるというのが怖いですよね。しかも,ある層の人は,その危険性を知っていながら,そのまま放置していたというところは,もっと怖いです。
色んな公害病や薬害や,もっといえば今回の台風で土砂崩れになった多くのところも同じシステムの中で起きたことのように思えます。
つまり,人災だと思うのですが,人災なら,人の手で変えることができるのに、まったく不条理に感じます。
鍋に使われていたというのは,驚きですね。取っ手になんでしょうか。昨日は,幼児用の自転車のブレーキに使われていたというニュースがありました。
さんご | 2005/09/09 7:04 PM
なるほど、取っ手だと考えられますね。
断熱材にもなるようですし。
自転車は中国製でしたね。
兵庫県伊丹市の中学校だったかで、
建物ができてからずっとむきだしになっていたらしく、
基準値以上のアスベストが検出され、
卒業生もみな健康診断を行うとのことでした。
さんごさんのところでも、学校は違うかもしれませんが、
その対象にされるべきでしょうね。
これではアスベストにさらされてない人なんて、
いないような気がします。
人災も、危機感がないのかどうか、
気づいていても見ないふりをする、あるいは、
利権重視で手抜きをする、というようなことが
あちこちで当たり前のように行われてきたように思いますね。
リスクマネジメントという言葉が叫ばれるようになってから
もうずいぶんとなるはずなんですけど、
まだまだそういう意識が薄いというか、
改善するには、案外根っこが深いのかもしれません。
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