ある民家に空き巣が入り、その2日後、
警察を名乗る人物から電話があったという。
「空き巣についての調査をしたいから今からそちらに出向く」
と言って、やってきた2人組の男性はなんと強盗だった。
そんな事件があったということが、今朝の新聞に載っていた。
踏んだり蹴ったりである。
命まで奪われなかっただけ、不幸中の幸いというところだろうか。
電話では、相手が誰か確認できないので、
相手が名乗るのを、そのまま信じてしまいがちである。
それに警察から、というのと、
実際に空き巣に入られたことを相手が知っている、ということで
疑う余地すら入らなかったのかもしれない。
ところで銀行のカードであるが、
盗難や偽造によって悪用された場合の補償はするものの、
詐欺や恐喝によって奪われた場合なんかは除外になるとのこと。
預金者には何の落ち度もないのに、である。
先の事件でもあったように、悪質な犯罪が増えてきている。
これからもどんな手口が出てくるか予想もつかない。
宅配便などを装って強盗をするものも出てきている。
銀行や警察を名乗って、暗証番号を聞き出すケースもある。
こういったものは補償されないということなのか。
ますます住みにくい世の中になる。