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テストステロンが少ないと心臓病のリスクがあるかも(女性)

男性ホルモンのテストステロンのレベルが低い閉経後の女性は、心臓病を発症する傾向があることが、ベルギーの研究で分かったという。

研究者たちは、112人の女性を調べた。その半数はアテローム性動脈硬化症と呼ばれる動脈の状態を有する。それは、重篤な心臓疾患の前兆とみられている。

アテローム性動脈硬化症の人は、そうでない人よりも、テストステロンが非常に少なかった。

しかし、ヨーロッパの雑誌Endocrinology(内分泌学)で発表された研究では、サプリメントを勧めていない。

けれども、ホルモンと心臓病(現在英国女性の主要な死因)の関係において、さらに多くの研究を要求している。

心臓及び循環系の病気は、毎年10万人の女性の命を奪う。

・予防特性

更年期を経験すると、心臓病を発症するリスクは女性の間で劇的に増加する。

テストステロンは男性と関係しているが、女性もそれを(主に卵巣や副腎)作る。更年期や、ホルモンバランスの変化は、産生されるレベルに影響を及ぼす。

テストステロンが筋力や骨密度を維持するなど、男性と女性両方において重要な機能を果たすことは、すでに知られている。

しかし、ブリュッセルのフリー大学の研究者たちは、このホルモンがまた他の仕事(動脈壁で炎症を引き起こす化学信号を抑制するなど)も遂行するようにみえると語る。

心臓病に対する予防の可能性におけるホルモンの正確な役割はまだ明らかではないものの、このことは、テストステロンが有するように思われる予防効果を説明するのに、いくらか助けになるかもしれない。

英国心臓財団は次のように述べる。「この小規模の研究の結果は、閉経後の女性の低いテストステロン濃度と、頸動脈(頭と首に血液を供給する動脈)における脂肪物質の蓄積の関係を確認します」

「けれども、なぜこのことが起きるのかはっきりしません。この背後にあるメカニズムの理解を強化するために、更なる研究が要求されます」
(BBC - 2007年7月9日)
書いた人 hampton | - | - |



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