中国北東部の大手の18病院が、患者の治療に偽造ヒトアルブミンもしくは血漿タンパクを使用していると、国営テレビは国を襲う最新の食品及び薬物の不祥事を詳細に報じた。
吉林行政区において食品医薬品局によってなされる定期的なチェックで、アルブミン(点滴によって血流に入れられる)の36回のうち7回は、含まれるタンパク質がゼロだった。
「タンパク質成分が入ってませんでした」と、Xu Fei氏(吉林食品医薬品局の副局長)は中国中央テレビに語った。「それには、あるべき利益がありません。それは全くの模造品であると言えます」
専門家たちは、偽の点滴の使用ですでに重病の人たちの生命が危険にさらされるかもしれないと話す。
18病院と39の薬商社が偽造ヒトアルブミンを使用していることが分かった。それはその安い生産コストのため、莫大な利益につながった。
ロイターがコメントを求めて電話をかけた病院のいくつかは、電話にでなかった。
何十億もの価値のある標準以下の偽造商品(偽造の酒や薬物から贅沢なハンドバッグまで)が、中国で毎年作られている。
ごく最近の不祥事では、中国(毒素の報告と他の中国の輸出の病気と同様に)から輸出された汚染小麦グルテンや米タンパクのせいでペットの死が急増したことで、米国の消費者は警告された。
ニューヨークタイムズの報道によれば、中国製の薬物成分で、パナマで少なくとも100人が亡くなっている。
最も大きく公表された不祥事のうちの1つでは、2004年に粉ミルクの偽物を与えられ、安徽の東部行政区で少なくとも13人の赤ちゃんが栄養失調で死んだことを中国は明らかにしている。
Jin Shiming氏(the Guangdong Provincial Science and Technological Associationの委員)によると、合法的な薬の不適当な使用で、毎年中国で約20万人が亡くなっている。
(ロイター - 2007年6月11日)
前日と同じ、NZ Heraldのサイトで見つけた記事です。