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体内時計

今、体内時計についての本を読んでいる。

おもしろいなあと思ったのは、
朝型、夜型という生活のリズムが、
遺伝子の中に組み込まれているというものだった。
もちろん、自分のリズムを調整することは可能である。

これを読んで、自分がいかに夜型か納得できた。
どんなにがんばっても、
休日になるとたちまち夜型になってしまい、
週明けが本当につらかったのは、こういうわけだったのか。
おまけに、アメリカに行ったら、
そのまま朝型になると思っていたら、
そこでもたちまち夜型になってしまった。

ヒトには90分単位のサイクルがあるらしい。
睡眠の単位も90分で、
その間に、レム睡眠とノンレム睡眠が起きる。
レムは、rapid eye movementの略で、
その名の通り、まぶたの向こう側で眼球がしきりに動いている状態である。
この時に、ヒトは夢を見ている。
体は眠っているので、夢の中にいるように動いたりしない。
疲れがたまっていると、
この時に、いわゆる「金縛り」が起きることがある。
それに対して、ノンレム睡眠の間は、脳が休んでいる。
このレム睡眠とノンレム睡眠のセットで90分、
睡眠の最小単位となる。
そのため、睡眠時間が90分で割り切れるところで目覚めるのが、
最も目覚めが良いとされる。

他にも、90分ごとにお腹がすくらしい。
小腹がすいた、という状態がこれなのだろうか。

夜遅くまで起きていると、
なんとなく何か食べたくなって、夜食を、
ということは誰もが経験することだろう。
これは、この90分ごととは別に、
本来なら寝ているはずの間違った時間に起きているということで、
エネルギーが足りなくなるぞと、
脳が勝手に緊急事態の発令をしてしまうらしい。
脂肪や炭水化物の量が多いもの、
つまりポテトチップスなどのおやつを体が欲することとなる。
すぐにエネルギー源として必要なためだ。
ところが、消化器系にはかなり負担となる。

また冬にうつ状態になる、季節性感情障害の人の場合、
日が短くなるにつれて、
無性に炭水化物の多い食物が食べたくなるらしい。
そのため、どんどん太ってしまうのだそうだ。
しかし、春になり日が次第に長くなるにつれ、
元に戻っていくという。

女性の場合、生理前になると特定の食べ物が食べたくなるのは、
その時期に分泌される「プロゲステロン」という女性ホルモンのせいらしい。
特にチョコレートが食べたくなることが多いらしいが、
それは体が自己治療をしようとしているからだとか。
チョコレートには、幸福感を増し、軽い興奮作用がある一方で、
中に含まれるマグネシウムによる精神安定作用があるという。

体内時計と直接の関係はないと思うのだが、
ヒトの体はなんてうまくできているのだろうというものがあった。
サイトカインという物質、
免疫など、さまざまなところで登場するが、
感染によって熱を出す一方、
これが眠気を催すのだという。
そうすることによって回復を早めるのだろう。

他にもカフェインの効果的な摂り方や、
メラトニンの話もあって、
なかなか読み応えがある。
書いた人 hampton | comments(4) | - |



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