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かぎりなくグレーかも

今日は何やらホワイトバンド・デーだそうだ。
東京タワーを白くするとか・・?

昨日のTV番組で、このホワイトバンドを取り上げていた。
その内容を、紹介してみたいと思う。
8月末現在で、200万個が市場に流通している。
最初は50万個売れればヒットということだった。

なぜここまでブームになったのか。
その理由の1つは、有名人が多数出演しているということ。

<ほっとけない世界のまずしさキャンペーン>のCM
「3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。
食べ物がない、水が汚い、そんなことで
この状況を変えるのは、お金だけではなく、
あなたの声が必要です。貧困をなくそう、
という声を表すホワイトバンドを身につけてください。」

お金じゃなくて声が必要だというのに、
このホワイトバンドはお金を取るんです。
この売り上げはどうなっているんでしょうか。

300円はどうなると思ってるんでしょうか。
東京・渋谷の道行く人に質問してみました。

「寄付されるんですよね、チャリティーに」
「子供のチャリティー」
「募金みたいな・・」

皆さん、寄付や募金になると思っているんですが、
意外にこんな答えが返ってきました。

「それ調べたんですよ。なんかCMとかに全部消えるらしいですね」

CMに消える?
一体どういうことなんでしょうか。
詳しい話を聞くために、キャンペーンの事務局を訪ねました。
事務局長、今田克司氏
「白いものを巻くということが、このキャンペーンに参画しているという意思の表明なんですね。買っていただいた場合、約3割が貧困をなくす活動費として使われます」

ホームページでの説明によると、4割が流通費、3割がホワイトバンドの制作費、残りの3割が活動費となっています。内訳にはいろいろ書いてあるものの、募金・援助といった文字はないんです。

事務局長
「ちょっと、誤解されてしまった部分もあって、いわゆる、これは募金運動であると、お金が食べ物や水になったりと、そういうものじゃないかと考えて買っている方は多いと思うんですね。たしかに貧困というテーマですから、発想としてすぐ結果がそういうふうにつながると思ってしまうと思うんですけども、いわゆるチャリティー、いわゆる募金では貧困はなくならないという認識で始まってるんですね」

貧困をなくす活動
1.有名人が広告で訴える
2.ホームページで意見を述べたり
3.政府に働きかけをする
ことで、世界から貧困をなくそうというのがこの趣旨なんです。
インパクトを出すために、小難しい話よりパッと見せた方がわかりやすいですよね。だから、そちらを優先したということもございます。だから、こういうホワイトバンドのパッケージに、その売り上げが、世界の貧困をなくす活動資金になります、というふうに言ってるんですが、即、募金というものにつながってしまう。そこも、ちょっと我々も、たしかにそう言われればそうだなと気づいているところですね」

実は募金にはならないということを、ホワイトバンドを買って身につけている人に伝えてみたところ、
「え!?びっくりしました。そのまんま募金で使われるのかと」
「え・・知りたくなかった・・。その人たちがどういう活動をしているのかわからないけど、その人たちに頑張って下さいと言うしかないですよね」

そういうことなので、ホワイトバンドの売り上げ自体が
貧しい人にわたっているわけではないんですよね。
内訳なんですけども、1個300円から消費税を引いた286円の、40%が流通費として使われ、30%が原価制作費なんですね。そして、残りの30%が貧困をなくすための活動費ということで、86円くらい大体使われているそうです。
その活動とは何なのかといいますと、
・広報活動費
・イベント制作費(東京タワーを白くするなど)
・WEB制作・メンテナンス費
・政策研究・現地での調査
・貧困の解消に向けた啓発活動

スタジオでのコメント:
訴え方としては、募金のようなニュアンスを与えてしまう。
事務局の人は誤解されていると認めているのだから、そういう誤解をなくす努力をするべき。
貧困をなくすために、能動的に動くような政策センターを実践するために使うといっているが、どういうスタンスにたって、どういう政策で転換を要求するのかという中身が何もない。来年にならないとわからないということを言っているが、それはある意味、商品を作ってないのに先にお金だけもらっているようなものなので、不誠実だ。

有名人はキャンペーンに賛同してノーギャラで出演しているが
これには理由があった。
有名人が所属するPR会社が参加。キャンペーンに火がついたということ。

事務局長
「PR会社とNGOは業界の文化も違うので正直、違和感はありました。でもだからこそ、このキャンペーンが広まったわけで、こうして広い層に支持してもらわないと政治は変わらない。政治が変わらないと貧困はなくならないのです。」

PR会社
「貧困と戦う活動を継続して発展させていくためには、正当な利益は必要なのです。CMや新聞広告を打った場合でも当然お金はかかりますから」

スタジオでのコメント:
「誤解を前提にしているような気がする。そこのところが心配だ。
あとになって、やはり怪しかったということになりそう」

「本筋を離れて、ファッションとしての扱われ方になっている。実際、類似品が出たりしている」

「いろんな疑問や誤解がホワイトバンドの周辺に渦巻いているので、事務局は積極的、能動的に情報公開を、何をおいてでもやるべき」

そもそも、アフリカの貧困の原因が何なのか、そういう説明も必要だろう。

ついでながら、すでに日本から中国へのODAが、
間接的にアフリカにも回っているということも付記しておく。

また、ホワイトバンドは中国製らしいので、中国の一部の人を救っていることにはなるかもしれない。
書いた人 hampton | comments(0) | - |




喫煙は目が見えなくなるリスクを倍増する

喫煙者は非喫煙者よりも、人生の後半で目が見えなくなる人が2倍多いだろうと、専門家は警告している。

研究者たちによると、加齢黄斑変性症(AMD)と喫煙とのつながりは、今や喫煙と肺癌との間の関係と同じくらい決定的である。

AMD Alliance UK and the Royal National Institute of the Blind (RNIB)のキャンペーンで、最新の驚くべき健康上のリスクを公衆に注意喚起するために、たばこの箱に、目が見えなくなるという警告を載せたいとしている。

AMDというのは、通常50歳以上で発症するもので、視力を失う原因となるものである。

喫煙は、AMDの原因であると立証されている唯一のものであると、RNIBや、AMD Alliance UKのSteve Winyard氏は主張する。

イギリスのおよそ50万人の人がAMDに罹患している。約5万4000人の人は、喫煙の結果、AMDになった。

AMD Alliance UKによる報告で、7%の人のみが、AMDが目に影響することを知っているということがわかった。

しかし、成人1,023人の調査に基づく研究によれば、目が見えなくなるリスクがわかれば、喫煙者は喫煙を止めずにはいられなくなるだろうという。

視力に害を及ぼすかもしれないと考えれば、10人の喫煙者のうちの7人(41%)は永久に禁煙し、28%の人は減らすだろう。

さらに、20年前に喫煙を止めた人々は、非喫煙者と同じくらいにAMDに罹るリスクが少ないということも、研究でわかった。

リスクは喫煙を止めてから10年後に減り始める。

Winyard氏は言う: 「メッセージは簡単です。たばこを吸い始めないでください。吸っているなら、止めてください」
(ロンドン・ニュース - 9月7日)

喫煙者は、自業自得であるが、副流煙を吸わされる人はどうなるのだろうか。
書いた人 hampton | comments(0) | trackbacks(0) |



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