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鉛の曝露は認知低下の原因になるかも

幼年期から青春期に鉛に曝露されると、ずっと後になってから認知力に害を及ぼすような高血圧に関連する問題を引き起こすかもしれないということが、最新の研究でわかった。

鉛の曝露と高血圧は、高齢者における認知障害に関連する。そして、人生の早い時期に鉛に曝露されると、成人期までずっと長期にわたって認識能力や運動機能が影響を受けるかもしれないと、研究者は示唆する。

この研究結果は、土曜日にワシントンD.C.において、米心臓病協会の例年の高血圧会議で発表された。

「加齢で起こるものの多くは、単に加齢の副産物というわけではありません」と、代表執筆者であり、Virginia Commonwealth Universityで薬学と薬理学の教授をしているDomenic Sica博士は話す。「病気と露出のカタログは時間がたつにつれてあなたを悩ますために戻ってきます。鉛の曝露は、おそらく高血圧とともに起こる変化のいくつかにおいて、長期にわたって確定的な機能をもたらします」

鉛は、高血圧になるリスクが高いこと、そしてまた慢性の腎臓病になる傾向が高いこととも関連していると、Sica氏は言う。

Third National Health and Nutrition Survey(NHANES III)のデータを使用して、Sica氏のチームは、人生の初期に鉛に曝露されると、成人になって社会に出るようになってから高血圧になり、晩年には認知能力の減退につながるかもしれないということを発見した。

NHANES IIIの試験は20〜59歳の4,835人の人々で行われた。このうち、51%の人が女性で、35.4%の人が白人、31.4%の人が黒人で、29.7%の人がスペイン系だった。

研究者たちは、脈圧や血中鉛濃度、C反応たんぱくなどの関係を調べた。C反応たんぱくは、炎症マーカーである。彼らはまた、神経行動試験や、単純な反応時間のテストの結果も調べた。

血圧とこれらの測定値の間に送還関係があったと、Sica氏は言う。反応時間の測定を含む神経行動の試験で、反応時間が遅く、やや不安定だと、脈圧や血中鉛濃度は増加していた。

「血中鉛濃度の影響を理解することに、より慎重でなければなりません」と、Sica氏は話す。

1人の専門家がこの研究から決定的な結論を導きだすには、まだ予備段階であることがわかる。

「鉛に曝露されるような環境状況は、独自に脳の機能に害を及ぼすのかもしれません」と、公衆衛生学の准教授であり、Yale University School of MedicineでPrevention Research CenterのディレクターであるDavid L. Katz博士は話す。
「そのような状態は幼年期の貧困や、有害な環境状況を含むかもしれません」

鉛曝露と血圧が、脳に驚くべき脅威を形成することにつながるのかどうか、さらに多くの研究が必要であると、Katz氏は言う。
「これらの曝露の普及と病気を乱す出し抜く戦略による激しい公益を考えて、そのような努力はやきもきして待たれるでしょう。」

別の専門家は、研究結果が重大な公衆衛生問題を示すと考える。

認知機能における鉛の影響はよく知られており、認知機能における高血圧の影響もまた、よく知られている。
「これら2つが、相乗的に作用しているかもしれないという事実は驚きではありません」と、ニューヨーク市で、Albert Einstein College of Medicineで疫学と公衆衛生の准教授をしているHillel W. Cohen氏は話す。

SOURCES: Domenic Sica, M.D., professor of medicine and pharmacology, Virginia Commonwealth University, Richmond; Hillel W. Cohen, Dr.PH., associate professor of epidemiology and public health, Albert Einstein College of Medicine, New York City; David L. Katz, M.D., M.P.H., associate professor of public health, and director, Prevention Research Center, Yale University School of Medicine, New Haven, Conn.; Sept. 24, 2005, presentation, American Heart Association's Council for High Blood Pressure Research, annual fall conference, Washington, D.C.

(HealthDay News - 9月24日)

最近はかなり改善されつつあるようだが、
水道管に鉛管が使われているのは、どうなのだろうか。
書いた人 hampton | comments(0) | - |




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