Be Here and Now

気の向くままに書いていますので、
そのうちテーマが変わるかもしれませんが、
お手柔らかに、どうぞよろしくお願いします。

ご訪問ありがとうございます。
最近トラックバックのスパムが増えてきていますので、
現在受付を停止させていただいてます。

最近のエントリー

カテゴリー


バックナンバー



最近のコメント


CURRENT MOON
moon phases


最近のトラックバック




季節性うつ

秋と冬の数カ月の間、昼が短くなり日光が不十分になるにつれ、「ふさぎ込ん」で、まもなく回復する人たちがいる。しかし、季節性情動障害(SAD=seasonal affective disorder)の人は、非常に劇的な経験をするが、助けなしで乗り越えることはたびたび難しい。

SADの人々はたくさん眠り、暴食し、その結果、秋や冬に、太る傾向がある。彼らは、非常に疲れを感じ、通常の予定をこなすことができない。ある人たちは、落ち込みやイライラを感じ、社会的な関わりに関心さえ抱かなくなる。

冬の間の日照の減少のために、睡眠-覚醒のサイクルの乱れ、SADが引き起こされると考えられる。日照が少ないと、メラトニンというホルモンのレベルが低下する。メラトニンはSADの特徴である、余分な睡眠や疲労を引き起こす。春が戻ると、その兆候は、遠ざかる傾向がある。

「SADは診断や、しばしば治療をも必要とする、まさに疾患です」と、Screening for Mental Health"のエグゼクティブ・ディレクターで、ハーバード・メディカル・スクールの精神科の教授であるDouglas Jacobs博士はロイター・ヘルスに話した。

「この病気は通常、ひどい病的状態になったり入院には至りませんが、自滅的になる人もいます。そうなったら、すぐに、専門家に相談するべきです」と、Jacobs氏は説明した。「SADはたいてい、非常にマイルドで自然治癒しますが、ある状況では、受診が必要です」

甲状腺機能不全(甲状腺の活性が異常に低い)や、一般に単核症、あるいは「キッス病」として知られるウイルス性感染症単球増加症は、SADの兆候によく似ているので、SADと間違えることがある。「そのため、医療機関を受診することが大切なのです」と、Jacobs氏は話す。

SADの治療は、兆候のひどさに応じて、日照時間の短い季節に、もっと日光を浴びたり、窓の近くで過ごす時間を長くするという単純なものである。しかし、兆候が、さらにひどくなるなら、光線療法(明るい人工の光を浴びる)が必要かもしれない。それでもまだひどくなるなら、精神療法や抗うつ薬を使った薬物療法が適切かもしれない。

米国の人口の10〜20%はSADに関連する症状に苦しむ。そのうち、75%が女性である。
(ロイター - 12月16日)
書いた人 hampton | comments(2) | - |



カレンダー
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< December 2005 >>


オススメ

オススメ
ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?―脳と体がよみがえる!「睡眠学」のABC
ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?―脳と体がよみがえる!「睡眠学」のABC

睡眠負債と体内時計の話が興味深く、ほかに睡眠時無呼吸症候群の話などもあり、実用的な内容になっています

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ

オススメ



Link

Profile

QRコード