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スタチン類はPCOSの女性のHyperandrogenemiaを改善するかも

シンバスタチンは、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性で、内分泌や新陳代謝のパラメタを改善するようであると、ポーランドの医師や米国の報告でわかった。

コネチカット州ニュー・ヘイヴンのYale University School of MedicineのAntoniJ.Duleba博士らは、最近、スタチン類が培養された卵巣の莢膜・間質細胞(theca-interstitial cells)の増殖やステロイド産生を抑制することを確認した。

PCOSの女性におけるスタチン類の効果をテストするために、48人の患者からランダムに、1日に20μgのethinyl E2(エチニルエストラジオール)と150μgのdesogestrelを含む経口避妊薬(OCP)とシンバスタチンを20mgを服用する人と、OCPを単独で服用する人を選んだ。

12週間後に、テストテスロンレベルはスタチングループで平均で41%、対照試験のグループで14%低下(p=0.006)したと、この論文著者たちは、Fertility and Sterilityの4月号で報告している。黄体形成ホルモン/卵胞刺激ホルモンの比率は、それぞれ44%と12%まで低下した(p=0.02)。

「これらの効果は有益であると見なされるべきです。特に高いテストステロン値や、増加した黄体形成ホルモン/卵胞刺激ホルモンの比率は、PCOSの特徴である視床下部-脳下垂体-卵巣の機能不全の特質であると考えられるためです」と、Duleba博士のグループは主張する。

脂質プロフィール(総コレステロール値や、低比重リポ蛋白、トリグリセリド値の減少)はシンバスタチンのみのグループでも大きく改善された。したがって、PCOSは特に、他の心血管系の危険因子と関連しているため、「これらの患者でのスタチン類の使用は、長期にわたる心血管系の病的状態からの保護作用が大きい」と、論文著者たちは示している。

しかしながら、いずれのグループにおいても、男性型多毛や、空腹時インスリン、ブドウ糖濃度、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)のグルコース血中薬物濃度-時間曲線下面積(AUC)、インスリン感受性で変化がなかった。
(ロイター - 5月26日)

Hyperandrogenemiaの適当な訳がわからなかったのですが、
男性ホルモンのアンドロゲンの高い状態だと思います。
とはいえ、男性型多毛が改善されないというのがなんとも…。
書いた人 hampton | - | - |



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