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アルコールがどのように体に影響を与えるか

3種類の天然由来の増殖因子である化学物質が、体内でのアルコールの作用を理解するのに、決定的な役割を果たすかもしれない。

3種類の増殖因子(インスリン、脳由来神経栄養因子(BDNF)、グリア細胞由来の神経栄養因子(GDNF))の研究は、2005年6月のResearch Society on Alcoholism(アルコール依存症における研究学会)の年次総会で最初に発表された。このシンポジウムの議事は現在、雑誌Alcoholism: Clinical & Experimental Research(アルコール依存症:臨床および実験的研究)の2月号に掲載されている。

「増殖因子は、神経細胞の発達に関わるタンパク質であり、細胞を生存させ続けるためにも重要です」と、シンポジウム共同議長のDorit Ron氏(サンフランシスコ州カリフォルニア大学神経学助教授)は準備された声明で発表した。

「増殖因子(インスリン、BDNF、GDNF)は、細胞の生存における役割とは独立して、アルコールの作用を制御することができるようです」と、Ron氏は話す。

シンポジウムで発表された研究のいくつかは次の通り。

・遺伝子操作したミバエでは、インスリンの径路がアルコールの酔わせる作用に対する感度を制御することを示した。
・マウスでの研究では、低濃度のアルコールで、アルコールの消費を制御するために脳内のBDNFの出現が増加することがわかった。
・脳の腹側被蓋野でGDNFの出現が増加すると、ラットのアルコールの自己管理を減少させるようにみえた。
(HealthDay News - 1月24日)
書いた人 hampton | comments(4) | trackbacks(0) |




コメント

お尋ねしたいことがあります。今、学校給食を作る仕事をしていますが、最近入ってきた若い先生が、やたらと給食にワインやお酒、ラム酒などをたくさん入れるのです。ほとんど毎日のメニューで入ります。子供たちの脳に影響がないかとても心配です。それにコショウなどの刺激物も驚くほど多いのです。調理員は指示に従って作るしかなく、不安でなりません。どの程度までの量が許されるのか、教えていただけないでしょうか?どうぞ宜しくお願いいたします。
元谷恭子 | 2006/02/27 9:23 PM

元谷さま、いらっしゃいませ。
書込みいただき、ありがとうございます。

残念ながら私は、栄養学はもちろん脳も専門ではなく、
データも持っておりませんので、お役に立てそうにありません。

とはいえ、アルコール分を加熱してとばすにしても、
やはりご心配がおありだろうとお察しいたします。
妊娠中の母親によるアルコール摂取に関しては、
子供がADHDになりやすいなど、
脳に影響があるという研究結果は出ているようですが、
実際に子供に飲ませて実験するわけにはいかないでしょうし、
また、大人でもそうであるように、個人差の問題もあるかと思います。

一方、市販のお菓子なんかにおいても、
アルコール分が含まれている場合には注意書きがされているほどですので、
やはり使用に際しては、慎重にする必要性を感じます。
私も、子供さんのいる家庭に持って行くケーキを買うときには、
お店で、アルコールを使ってないものを指定しますし。

若い先生というのは、管理栄養士の方なんでしょうか。
お立場上、直接その方にお話しにくいかと思いますので
どなたか、もっと上の立場の方に
刺激物のことも含めて一度相談されるというのはいかがでしょう。

おそらく、元谷さまは
具体的なデータがあれば、それをもとにお話がしやすいと考えて
こちらに書き込んでくださったのだと思いますが、
私もこの程度のことくらいしか書けません。
お役に立てなくて本当に申し訳ありません。
hampton | 2006/02/28 2:43 PM

早速の返信とご丁寧な対応どうも有り難うございました。
何もわからずに突然の質問の失礼をどうぞお許しください。
ご指摘の通り、栄養士の先生には直接訴える事はできないので、上層部の方に働きかけてみます。
本当に有難うございました。
元谷恭子 | 2006/02/28 8:00 PM

いえいえ、こちらこそせっかく書込みいただいたのに
お役に立てなくて申し訳ないかぎりです。
お子さんたちのためにも、うまく解決できるといいですね。
hampton | 2006/03/01 2:37 PM


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