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温熱療法は卒中後の手足の機能回復を早める

手や手首を、温めたり冷やしたり交互に行う熱刺激は、卒中生存者の麻痺している手足の上の方の回復を助けるようであると、台湾の研究者たちは報告する。

卒中後のリハビリにおいて熱療法の効果を調べる最初の研究かもしれない。研究者たちは、温めたり冷やしたりのサイクルが、わずか数週間の治療後に卒中患者の腕や手の感覚や動きの機能をかなり高めたことがわかった。

ほとんどの卒中生存者(85%)は、手足の上方の障害や回復の度合いがしばしば思わしくない経験をすると、Fu-Zen Shaw博士たちはStrokeの12月号で発行された記事で説明する。

これまでの研究で、熱刺激が同時に脳の多くの領域を活性化することがわかっている。この過程で、卒中患者が機能を回復するのを助けると信じられていた。そして、他の治療法と較べて、それは安価で簡単である。熱刺激は、整形外科のリハビリで一般的に行われ、卒中患者の筋骨格の痛みや痙縮を治療するのに時々使用される。

Hsinchuの、National Chiao Tung大学のShaw氏たちはホットパック(約75度に加熱したもの)やコールドパック(0度未満に冷やしたもの)を、熱伝導を緩衝するためにタオルで包んで使用して熱刺激を行った。直接温めたり冷やしたり刺激する時間は、15〜30秒までに限定し、30秒休止し、10回繰り返した。

不快になったら、患者たちは積極的にその刺激から手を離すことが勧められた。治療は1週間に5回の20〜30分のセッションを6週間行った。

15人の実験群の患者と14人の対照群は治療プロトコルを完成した。

チームによると、熱療法は感覚や手首の伸展、運動機能で非常に改善することと関係があったという。対照群と比べて、最も大きな変化が4〜6週間観察された。

これらの結果は、卒中患者の手足の上方における感覚-運動機能の回復を促進するのに、熱刺激が「すぐれて、役に立ち便利なテクニック」であることを示すと、Shaw氏は述べた。

「6週間の熱刺激後もずっと改善が期待されるかもしれませんが」と、研究者たちは述べる。「熱刺激をフォローアップで続けるかどうか、熱刺激の最適な強度がどれくらいか、研究の余地が残っています」。
(ロイター - 11月3日)
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