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脂肪食が免疫系の炎症を抑制?

ハンバーガーやフライドポテトを食べることが、心臓にどんな恩恵を与えないにしても、これらの脂肪の多い類の食べ物は、短期間の炎症を抑える助けになかもしれないと、研究者たちは報告する。

食べると小腸の細胞が刺激され、コレシストキニン(CCK)と呼ばれるホルモンを作り出し、消化やぜん動、そして消化管を通って食物が移動する動きを助ける。オランダのマーストリヒト大学のMisha D.Luyer氏たちによると、CCKはまた、満腹感(食べるのを止めるように伝える充足感)の引き金にもなる。

雑誌Experimental Medicineの10月17日号で発行されたラットでのこの研究で、脂肪に誘導されたCCKが、腸の炎症を抑制し、外部からの侵略者として食物を攻撃することから免疫細胞を保護することがわかった。

高脂肪食が与えられたラットは、致命的なバクテリアによって誘発されたショックから保護されたが、低脂肪食が与えられたネズミは同様の保護を有さなかった。

高脂肪食を食べたラットにおいて、CCKはアセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質の放出を促す信号を出すことがわかった。アセチルコリンは免疫細胞のタンパク質に付き、それらのスイッチを切る。

このことは、高脂肪食を摂取したラットの免疫システムが、なぜ食物タンパク質や、正常な腸バクテリアに対して、外部からの侵略者として反応しなかったかを説明するかもしれないと、この研究の論文著者は話した。彼らはまた、患者において引き金となるこの脂肪に誘発された作用が、外科手術のあとに起きる炎症に関連する合併症を減少させるのを助けるかもしれないということを示唆した。
(HealthDay News - 10月10日)
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