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心配ごとは受け止めること

スウェーデンにおける成人に関する研究によると、自分たちが神経質であるか、または心配しているという男女は、落ち着いた人よりも、自殺未遂で入院する傾向があるという。

「医療従事者は、診断手順において、患者の心配に注意を向けるべきです。特に男性には。心配の自覚があると、死を早まらないか、罹病するかが事前にわかります」と、ストックホルムのSwedish National Board of Health and Welfareの論文の共著者Mans Rosen博士は、Reuters Healthに話した。

national survey of living conditionsという調査によると、スウェーデンでは、神経質になったり、不安や心配があると報告されている人々の割合が、1988年から1989年に12%だったのが、2001年から2002年で22%に急増した。

Rosen氏によると、「私たちは、心配の普及が、スウェーデンのように他国で同じくらいにまで増加したかどうかはわかりません。しかし、もしそうであるなら、このことは、より厳しく、よりストレスの多い要求が、将来、市民にさらに重大な健康上の問題を作り出すかもしれないということを示す、社会に対する警告です」
前の研究では、自己申告した心理状態が、その人の死のリスクや病気を予測するということを示している。

Rosen氏と共著者Gunilla Ringback Weitoft博士は、1980〜1981年、1988〜1989年、1995〜1996年に行われた国の調査に参加した計3万4511人の16〜74歳までの男女からの調査回答を分析した。

女性のおよそ14%は、神経質になったり心配したり、不安になったりということに関する「軽い」問題を経験していると報告し、4%近くは、問題が比較的「厳しい」という。男性では、7%が「軽い」、2%が「厳しい」とそれぞれ報告した。

要するに、神経質になったり心配したり、不安になったりといった経験が報告された人は、後に自殺未遂や精神科の疾患になるリスクが増加したと、雑誌Epidemiology and Community Healthに報告している。

心配や不安に関して厳しい問題を報告した男性は、研究者らがどんな長患いを考慮に入れても、そのような問題に影響されず、9倍以上の人が自殺未遂で入院した。同様にひどい神経質の状態や不安、心配を伴う女性では、自殺未遂のリスクが3倍に増加した。

時間が経つにつれ、特に男性では、自殺未遂の危険はさらに強くなり、10年の追跡調査で、神経質の状態や心配から、自殺未遂をする危険性が15倍増加した。

事実、男性の神経質の状態や心配の問題がひどいと、5年か10年の時間枠において、喫煙や長患いよりも、死の危険を強く予測したと、研究者は述べた。

しかしながら、女性では、否定的な感情よりもむしろ長患いが、自殺未遂のリスクを最も増加させた要素だった。

さらに調査結果の観点から、Rosen氏は言う: 「親族や友人または仕事仲間に、しばしば神経質の状態や心配を感じている人がありましたら、真剣に彼らの心配を受け止めて、ある場合は、さらなる調査のために医療機関に連絡するように彼らに勧めるべきです。」(ロイター - 8月22日)

こういうところにも男女差があるようです。
書いた人 hampton | comments(0) | trackbacks(0) |




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