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農薬とパーキンソン病の関係?

ボクシングと農業の仕事は表面上共通するものがほとんどないが、新しい研究では両方の仕事がパーキンソン病のリスクの増加と関係があるということを示唆している。

この研究結果は、パーキンソン病と関連する退行性脳障害の有力な一因として、農薬曝露と度重なる頭部外傷を関係させている証拠をつけ加える。

ハイレベルの農薬曝露を報告した農業労働者たちや他の被験者たちは、農薬曝露を報告しなかった被験者と比較して、パーキンソン病を発症するリスクが41%高いことが分かった。

また、これまでノックアウトされなかった人と比較して、一度でも気絶した人は、パーキンソン病のリスクが2.5倍高かった。

この研究結果は少なくとも、パーキンソン病と、関連した障害の原因のいくつかが修正可能なことを示唆するが、この関係をもっと理解するために、さらなる研究が必要であると、スコットランドのアバディーン大学の研究者Finlay Dick博士はWebMDに語る。

「この研究や他のほとんどのものの1つの限界は、人々がどの農薬を浴びたか思い出すことができなかったということです」と、彼は話す。
「そのため、私たちが観察した作用の陰にどの特定の農薬があるか引き出すことができませんでした」

パーキンソン病は、バランスや、筋肉を調整したり動いたりする身体の能力に影響を及ぼす脳の進行性の病気である。

・生涯曝露の評価

The European Commission-fundedによる研究は、959人のパーキンソン病患者で神経障害と密接に関係のある人と、スコットランド、イタリア、スウェーデン、ルーマニアもしくはマルタに住んでいる退行性障害の所見なしの1,989人の人で行われた。

この研究の全ての参加者は、農薬や化学溶媒、金属鉄、銅、マンガンへの、彼らの生涯の職業上及び娯楽での曝露を決定するように設計されたアンケートに記入した。

研究者たちも、パーキンソン病の家族歴や、意識消失につながる頭部外傷歴に関する情報を集めた。

化学溶媒もしくは金属鉄、銅、マンガンへの報告された露出がパーキンソン病のリスクに影響すると分からなかったものの、農薬の最小の曝露さえリスクが少し増加することと関係していた。

この結果は、雑誌Occupational and Environmental Medicineのオンライン版5月30日号で発表された。

・特定の農薬を同定すること

ヨーロッパの研究は、農薬の使用とパーキンソン病のリスクの増加を関連づける最初のものではなく、露出時間に従って、リスクが増加することを示唆していない。

今年の始め、the National Institute of Environmental Health Sciences(NIEHS)の研究者たちはまた、農薬への生涯の暴露が病気のリスクの増加と関係していると報告した。

この研究チームを率いたFreya Kamel博士は、リスクと関連する特定の農薬を同定するように設計されたものに関連した研究を行っている。

彼女は、1、2年のうちにこの研究の結果を発表するだろうとWebMDに語る。

「私たちには農薬もしくは農薬クラスに関連するものについての考えがいくつかありますが、これはこの問題をさらに詳細に調べるものとなるでしょう」と、彼女は話す。

・ボクシングとパーキンソン病

モハメッド・アリ氏は、かつて世界で最も有名なボクシングの生きた伝説であり、世界で最も有名なパーキンソン病の患者である。この病気との彼の20年の闘いは、神経障害の原因の可能性として、頭部外傷にスポットライトを当てた。

このヨーロッパの研究が関連性を暗示する一方で、この研究でのパーキンソン病患者が、病気の診断前後に頭部外傷を負ったかどうか明らかでなかったため、因果関係を示すことができない。

確認されれば、この発見は、接触する全てのスポーツ、特にボクシングに重大な影響があるだろうと、Dick氏らは記述している。

National Parkinson FoundationのディレクターであるMichael S. Okun, MDは、このヨーロッパの研究が、特定の環境的な引き金とパーキンソン病を関連づけ、増加している一連の証拠に加えると、WebMDに語る。

しかし、これらの引き金はおそらく、この物語の一部のみを語るだろうと、彼はつけ加える。

「これが直接農薬と関係のある、もしくは直接遺伝子と関係のある病気であると仮定し、それらとの相互作用の可能性について門戸を閉ざすことは間違いです」と、彼は声明で発表した。
「パーキンソン病の原因がわからない一方で、それは環境的な引き金に加えて、この病気に対する遺伝的素因などの要因の組合せに影響されるでしょう」
(WebMD - 2007年5月30日)
書いた人 hampton | - | - |




偽造薬物の陰に

国を越えた華僑のギャングが、東南アジアでの偽の抗マラリア剤の増大する取引の陰にいると、BBCは語る。

John Newton氏(インターポールの幹部捜査官)は、現在アフリカにも偽物が現れ始めていると話す。

彼は、そのギャングが国境を横断して働く組織化された犯罪者に関与し、工業規模で薬物を偽造していると言う。

彼は、彼らを高度に発達した共謀者のネットワークをもつビジネスマンだとしている。

場合によっては、偽造薬物の管理は偽造クレジットカードや、武器、麻薬の取引と一緒に運営されているという。

・洗練された偽物

ギャングは結束が強く、見破るのが難しい。

「共通の特徴は、彼らが華僑であるということです」と、Newton氏(国際警察軍の幹部捜査官で偽造の専門家)は話す。

「ということはつまり、彼らはマレーシア人かもしれないし、中華人民共和国またはミャンマー(旧ビルマ)の出身かもしれません。彼らは互いを知っているので、潜入するのは非常に難しいです。さまざまな国で彼らはネットワークを確立しています。彼らは、その製品を交換したり、分配することができます。またそのことが、立ち向かうのを非常に難しくします」と、彼は語った。

偽物は、ますます洗練されている。それは生産の規模を増やし、犯罪者たちによる大きな投資を意味する。

国際防疫官は、抗マラリア剤がまさに氷山の一角であると警告する。偽の抗生物質や、HIVエイズの治療に使われる偽の抗レトロウイルス薬、鳥インフルエンザの治療に使われる薬物の偽のヴァージョンに関する問題にも発展する。

利益は巨大である。

国連は、2、3年以内に、偽造薬物の世界的な売上高が1年で750億ドルの価値になるだろうとしている。
(BBC - 2007年6月4日)

BBCが、これに関する情報を求めているようです。
詳しくはこちらで。
http://news.bbc.co.uk/go/pr/fr/-/2/hi/asia-pacific/6718645.stm
書いた人 hampton | - | - |



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